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中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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 今日(昨日?)は男声合唱の新作の練習に立ち会いに、三鷹市芸術文化センター「風のホール」に行ってきました。
 この曲、書いたのはもう遠い昔ような気がしてましたが、実際には今年の2月。まだ半年も経ってなかったのか・・・・・
 私の曲としては難易度の低い作品なのですが、そもそも合唱(それもアマチュア、しかも男声)の世界というのは「調性があって三和音でまとめあげましょう」というのがほとんどなので、ああいう世界にはなかなか馴れていない、はず。しかし、今日聴いてみたら、相当練習してくれていたのか、音程もほぼ取れているし、いい感じでした(ちょっと「流れ過ぎ」ではありましたが)。あと一週間でどこまで持っていってくれるのか、楽しみです。

 ということで、本番は来週です。予定の合う方は、ぜひ(と、宣伝)


東京農工大学グリークラブ 第25回演奏会
 2005年7月10日(日) 開場:13:30、 開演:14:00
  三鷹市芸術文化センター 風のホール
   入場無料

 無伴奏男声合唱組曲「風に寄せて」(委嘱初演) 中橋 愛生
 女声合唱のための組曲「愛するもののためにうたう歌」 松下 耕
  ほか
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 本日締め切りの解説原稿をなんとか書き上げる。曲は、エリック・エワイゼン(イウォーゼン)の「コルチェスター・ファンタジー」と、ルトスワフスキの「小序曲」。
 ルトスワフスキは好きな作曲家だし、家に資料は一杯あるので、ラク。「小序曲」は成立背景などにエピソードが一杯あるので書きやすいし。
 それに対し、エワイゼンは微妙。なんとなく表面をなでる程度の解説にしか、しようがないんですね。結構指定字数が多かったのですが、苦戦しながらなんとか書き上げました。

 これ、サイトウ・キネン・フェスティバルの初日にある「ふれあいコンサート I」の曲目解説だったのですが、演奏者が豪華。高橋敦(Trp)、チャオ・ミン・ハン(Hrn)、山本浩一郎(Trb)、杉山康人(Tuba)ですって。(あれ、Trpが一人足りない・・・・・) このメンバーによるアンサンブルはちょっと聴いてみたい気がします。

http://www.saito-kinen.com/2005program/2005chamber1.html
 私はいつも曲を作るときは先にタイトルを決めてしまいます。
 で、今度書く曲はブラスアンサンブルのための1〜2分ほどのファンファーレなのですけど、例によってタイトルだけ決めちゃいました。

 「サルムの光」(Light to the Salm)

 って言います。
 あとで「 」の前、または後ろにもう一文(○○のためのファンファーレ、みたいなものを)付記すると思いますが、そっちは未定。
 相変わらず意味が分からない(笑)かもしれませんが、 委嘱団体である「さいたまファンファーレクラブ」を知っている人には、もしかしたら分かる、かも。

 10月2日に、彩の国さいたま芸術劇場小ホールで初演予定です。
 早いとこ原稿をあげて作曲にかからないとね。今回はアルトホルンとか入ってたりするので、色々と考えてみないと。
 先日は意味不明書き込みをしてしまいました(笑) 携帯からは正常に投稿できないんですね・・・・・ただ、写真は単純に添付ミスだと思いますが(爆)

 土曜日、朝8時の飛行機に乗って熊本へ。高校時代の友人の結婚式に出席するためです。私には高校の吹奏楽部の同期である8人の大切な仲間がいますが、そのうちの1人です。「時にのせて、光にのせて」の初演に立ち会ってくれた2人のうちの1人でもあります(2人とも初演された後に結婚したことになりますね)。
 詳しくは書けませんが、この友人はとても苦労をしてきた人です。でも、それを全く他人に気づかせない気丈さと優しさを兼ね備えた、とても尊敬できる友人。参列者全員やウェディングプランナー(この人も偶然ながら中学の吹奏楽部の同級生)が涙する、実に感動的な式でした。末永く幸せになって頂きたいものです。

 式と二次会のあと、他の仲間のうちの1人(+1人)と呑みに行き、翌日、時間があったので「あんたがたどこさ」発祥の地、熊本は船場(せんば)を訪ねたあと、熊本城へ(式のあったホテルの目の前)。熊本城って、西南戦争で焼失した本丸などの復元中なんですよね。完成は2007年とのこと。うちの大学の新校舎完成と同じ年じゃないですか(笑) 熊本城には、あちこちに楠があります。楠の香りが大好きな私とって、とてもいい森林浴です。
 それにしても、熊本は阿蘇や白水村などは行った覚えがありますが、熊本市内は初めて行ったように思います(もしかしたら覚えてないだけかも)。路面電車が走っていたり、なんだか街の雰囲気がとても私に合っているような気がしました。
 飛行場へ行って、熊本ラーメンを食べ、一時間ほど飛行機の発着作業を送迎デッキからボ〜ッと眺めた(そういうの大好き)あと、帰京。

 風邪をひいた直後、寝不足、締め切り真っ只中(解説原稿の締め切りが今月末!ヤバイ!!)、という三重苦での強行スケジュールでしたが、式に参列できて本当によかったです。

 御結婚、おめでとうございます。
ごいんきょさんから受け取りました。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2005/06/musical_baton.html
詳しくはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Musical%20Baton

・Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

 「音楽ファイル」の定義が・・・・・iTuneデータだけでいいのなら20.7GB(それでもうちにあるCDの1/4くらい)。その他、Finaleデータや解説のデータ、音楽の特殊なアプリケーションやプラグイン、電子音楽の素材(aiffが多い)などを含めると・・・・・120GBくらい?あ、外付けHDは含めちゃダメなのか?


・Song playing right now (今聞いている曲)

 音大の空き時間に書いているので、周りから色々な音が。一番近くで聴こえてくるのは、あれはシューベルトのピアノソナタ?遠くからはトランペットのスケール練習・・・・・


・The last CD I bought (最後に買ったCD)

 買った、というかサンプル盤を貰ったのが一番最近で、アンサンブルリベルテの「マチュピチュ」。自分で買ったのではコレ↓。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=832970&GOODS_SORT_CD=102
 タネジの「Etudes and Elegies」は独立した3つの曲から成っているのですが、この第1曲目「A Quick Blast」は吹奏楽(弦抜きオケ)なんですよね。


・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

 1、田中賢 「南の空のトーテムポール II "リラ"」
  中学生のときに買ったヤマハ吹奏楽団のCDは私の原点。その頃から現代モノのほうが好きだったんですよね。田中先生の出身校、というだけで志望大学を東京音大にしてしまったほど当時はまってました。「メトセラ」とか「紅炎の鳥」「始原」なんかも好きだけど、一番好きなのはコレかなぁ。「im Licht」を生で聴いた(佐賀で全国大会があって、ヤマハ浜松は特別演奏だった)のは中3のとき。あれもよかった。

 2、真島俊夫 「コーラル・ブルー」
  とりあえず、人生初のコンクールの曲を挙げるのは基本かな。生まれて初めて吹いたのは、これと櫛田てつ之扶「飛鳥」。だから響宴に出た時はちょっと緊張。
 まぁ、この種の曲ってのは多分に音楽以外の要素で刷り込まれるものですね。ホントに私的な世界。同様のものに、保科洋「風紋」。これは兄姉がコンクールで吹いてたのを聴きました。それで自分も吹奏楽部に入ろうと思った、という流れ。

 3、北爪道夫 「映照」
  前掲の2曲は中学の頃の話。大学以後で私にとって重要な曲を一曲、と言われれば迷わずこの曲ですね。大学一年のときに初めて聴いて、大きな影響を受けました。

 4、Tristan Murail 「Desintegrations」
  もう一曲、大学時代に大きな影響を受けたのは、この曲。今となってはグリゼーの「Les Espaces Acoustiques」や、同じミュライユでも「Les Courants de l'espace」の方が好きなのですが、とりあえず「とっかかり」として私には重要な曲です。

 5、Johannes Brahms 「Ein Deutches Requiem, op.45」
  なんとなく定期的に聴きたくなります。自分も合唱で乗ったことあるし。音遣いもだけど、言葉と音の関連に感動。曲の構造もすばらしく、一番スコアを眺めた曲かもしれません。


・Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

 ん〜、渡すような人、いないですねぇ。既に渡されている人もいますし。
 なので、どなたか適当に受け取って下さい(笑) blogを持っているかたで、トラックバックをして上記質問に答えてくれる親切なかたを募集します。先着5名様で(笑)


 と、中断されながら書いていたら、こんな時間に。「今聞いている曲」は、現時点では・・・・・「松紳」だ(爆)
http://www.ntv.co.jp/matu-sin/index.html
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
47
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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