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中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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久し振りにサイトに新しい項目を作りました。

と言っても、当初はこのサイトのために作ったのではなく、大学の仕事の一環で作ったものが予想以上にいい出来だったので、一部を転用しただけなのですが・・・・・


まずは、調べもの用リンク集。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/link4.htm

出版社やCDレーベルもですが、電子音楽関係のリンクは、作曲を勉強してる人なら割と役に立つかも?連盟関係も選りすぐったつもり、です。


もう一つは、楽器法書籍紹介のページ。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/instrument.htm

密かに人気コンテンツの一つである「NAPPの作曲資料」ですが、その拡張版です。主に特殊奏法に関する書籍を集めています。国内(もしかしたら世界?)有数のデータベースだと自画自賛していますが、いかがでしょう?


と、まぁ、公開している理由の一つは「このページがないじゃないか!」という突っ込みを期待して、更なる充実を図るためなのですが(爆)
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月曜日の大学院のゼミの時間に、先日の東京文化会館における合唱曲の初演のために来日していた藤倉大さんに来てもらい、話をして頂きました。
とても気さくで面白い人。最近作のブーレーズの委嘱によってルチェルン音楽祭のために書かれたオーケストラ曲「Stream State」について楽譜と音源を交えて語って頂くなど、色々と興味深い話を聴かせて頂きました。

ここ数年の作品を集めたCDを聴かせて貰った(Ricordiから楽譜がまとまって出るので、販促用に作成されたそう)のですが、一作ごとに明らかに面白くなっていて、今後の作品が実に楽しみです。来年の芥川賞の可能性は高いとみました(笑)。

そういえば藤倉さんにはオランダの管楽合奏団「Orkest de Volharding」が初演した、ハダースフィールド国際現代音楽祭作曲賞優勝作品である13管楽器のための「Frozen Heat」という曲があったと思うのだけど、これについて訊くのを忘れてしまった。
現場に則した、非常に「演奏」に主眼を置いた曲を書く人なので、吹奏楽なんかも書いてもらったら面白い、かも?
 今日はサントリーホールに、日フィルによる湯浅譲二先生の管弦楽作品個展を聴きに行ってきました。
 いや、四管編成ってのはデカイですね。久しぶりに見ました。ストコフスキー編のバッハには、さりげなくユーフォニアムが入っていたのが私的には気になりました(笑)
 私は意外にも(?)湯浅先生のところに通い続けて5年近くになるのですけど、未だに「芭蕉の情景」の II と IV を聴いた事がありません。どのCDにもこの二曲は入ってないし、今回もなし、出版されている楽譜にも入っていないんですよね。以前先生に伺ったら答えが返ってきましたので、間違いなく存在する曲なのですけれど。
 今回の新曲「始源への眼差 III 」は、部分的に見ると「時の時」の三楽章に近いのかもしれません。もうちょっと時間が経たないと、私は冷静に聴く事ができないでしょうけれども・・・・・
 「内触覚的宇宙 V」は、CD(非売品ですが、あるのです)で聴くのと生で聴くのでは大きな差がある曲ですね。今回久しぶりに聴けてよかったです。ただ湯浅作品としてはかなりアクの強い曲なので、個展の中に置くと位置づけが難しいのか、ともちょっと感じました。
 アンコールの湯浅編のバッハはコンポージアムのときにも聴いていますが、やっぱりオーケストレーションがものすごくいいですね。管楽器だけで演奏している箇所が何カ所かあるのですが、とにかく木管が美しく響く。やはり一度吹奏楽も書いてもらわなければいけないな、と思った次第です。
 今日は大学でカミラ・ホイテンガ氏によるフルートの現代曲に関する公開レッスン。私はOHCの担当だったので、演奏を間近で聴く事ができました。「セクエンツァ」を演奏した学生さんなんかは、学生としてはかなりよい演奏だったと思うのだけど、やはり演奏の第一線で活躍しているプロの奏者ってのはすごいですね。表現の幅が圧倒的に広い。当たり前のことなんですが、ちょっと再確認した次第。特殊奏法の記譜のレクチャーとしては知っていることばかりではあったのだけど、重音奏法の教え方なんかは、今後吹奏楽の現場でも使えそう(やめてくれ、とバンドの皆さんには言われそうだけど)。

 帰宅したら、某出版社さんからCDが届いてました。以前に書いた解説(いわゆるクラシックの名曲ばかり30曲分)を使って頂いた、「企画モノ」のCD(笑)。たぶんこのサイトを覗いてくれている人はあまり手に取らないものかもしれませんが、偶然手にしたら私の名前があってびっくりするかも(笑)
今日から大学の授業再開。と言っても、今日は土曜日なので作曲科関連の授業はなし(うちの大学は土曜も休みではない)。これから先は自分の仕事をする時間をどう管理するかがポイントかな。考えなければ。

毎年恒例の、日本音楽コンクールの作曲部門一次の結果が発表されました。今年はオケの年。出していた知り合いが全滅したのは残念。
ファイナリスト4人の中に、見覚えのある名前が2人。1人はかつて東京音大に入学して藝大に転学した人だからいいとして、気になったのはあと1人。宮沢一人氏といえば、バンドジャーナル別冊 ’84にも名前が記載されている人で、吹奏楽コンクールで「吹奏楽のための交響組曲」がたまに演奏される人ではないか。現在は徳島大学教授とのこと。昭和50年に武蔵野音大の声楽科を卒業されているので、50歳くらいの方か。先日の芥川賞といい、作曲の新人賞は高年齢化する傾向にあるのか?
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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