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中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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 昨日から三日間、キングレコードのレコーディングで陸上自衛隊中央音楽隊にお邪魔しています。
 毎年一枚、私が比較的自由に企画して吹奏楽のCD(邦人個人作品集)を作らせて頂いていまして、昨年の真島俊夫作品集に続いての第二弾。9月末の発売予定です。

 今回の収録曲は、これまでに音源は市販されたことがない曲は1曲だけで、ほとんどは他に音源がある曲ばかり、に見えます。
 が、実は今回のために改訂をして頂いたものがほとんどで、作曲家立ち会いのもとにレコーディングを進めているため、陸上自衛隊中央音楽隊の名演奏と相まって、これまでと全く別の作品であるかのようにさえ聴こえます。

 特に、今日レコーディングしてきた中の1曲、「メトセラI」が壮絶。
 この「メトセラI」もタイトルこそ既存の盤と同じですが、今回のための改訂版です。ヤマハ吹奏楽団浜松による初演のときの版(いわゆる原典版)を基に、細部を改訂しています。
 そして、武田晃隊長による演奏は、まさに稀代の名演と呼ぶにふさわしいものになりました。

 明日、残りの3曲を収録すればレコーディングも完了。
 自分で企画しておいて何ですが、発売が実に待ち遠しい1枚です。
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 約1年振りに、「NAPPの作曲ノオト」および「NAPPの作曲部屋」を更新してみました。
改めて見てみると、この1年くらいに、結構な量の楽譜を書いたのだなぁ、と思います。

特に「オルテンシア」と「浅葱の空」は、譜例付きで解説(?)を入れてますので、興味のある方はご笑覧下さい!
8月9日から13日まで、京都(正確には滋賀県の瀬田)にいました。
実は、生まれて初めてコンクールの舞台に指揮者として立ちました。
しかも、自分の曲。恥ずかし〜(爆)

と言っても、バンドは龍谷大学吹奏楽部のBチーム。
上手なバンドだから演奏の技術的な点はあまり言わなくていい(というより、私はプレイヤーではないので演奏指導ができない)し、要求には頑張って食らい付いてくれます。
B部門なので、上位大会がなく県大会のみ。だから代表云々のプレッシャーとも無縁です。大学Bの部はお客も少ないし(笑)

で、拙作「玻璃ぷりずむ」をやらせて頂きました(Bの部は課題曲なし)。
家に帰ってから「熱狂指揮者編」という謎のタイトルのついたビデオを見てみましたが、こりゃダメだ(笑) よくみんなこんな棒で演奏できましたね。

練習ではやたらと理論的な話をして、細かくやっていったのに、本番では気迫でゲシゲシ攻める演奏。煽る煽る。結果として面白い演奏になったと思います。実際、本番が振ってて楽しかったもん。

で、結果は金賞。

貴重な機会を与えて下さった龍谷大学関係者皆様、そして一緒に演奏してくれたBチームのみんな、本当に有り難うございました。

たまに、こういう自分の原点に立ち戻れる機会がある、というのは実に幸せなことですね。
(でも、ここに埋没してしまって先に進めなくても困るのですが)
本サイトのコラムを追加してみました。
本格的に新しく書いたのは、約4年ぶりでしょうか。
少しずつですが、本サイトの方も充実していきたいですね。

今回はコンクールシーズンに入ったということもあり、編曲問題に触れてみました。次回はカットの問題について再考してみたいと思っています。

掲示板の方も以前のような活発な場に戻していきたいと思います。最近は個人blogが増えたため、様々な意見を随所で見ることができますが、なかなか意見の擦り合わせを見ることは少なくなりました。

とは言ったものの、やっぱり忙しいは忙しいのですが・・・・・
 長らく放置でした。
 ガレリアウインドオーケストラの定期演奏会も終わり、その感想/反省および雑感などを書かないといけなかったのですが、あまりにも忙しく、延ばし延ばしになっていました。
 大学の授業も一段落ついたので、これからボチボチと考察していきたいと思います。しばらくお待ち下さい。

 さて、その間、何をしていたかと言うと、まず大学の講義の準備。とにかく今年度から新しく受け持った授業は、何せ立ち上がったばかりの授業でレジュメや資料(譜例や音源など)を大量に準備せねばならず、毎日それに追われていました。

 また、今月27日にある
http://www.yamaha.co.jp/event/academy/12af/concert/index.html
 の演奏会のための金管六重奏のための楽譜の作成にとても手こずり、ヒィヒィ言ってました。
 私とマンシーニ、というのは実に妙な組み合わせではありますが、約16分の大曲になりましたので、お近くの人やアカデミー&フェスティヴァルに参加される方はぜひご来場下さい。

 それにしても演奏者が豪華ですね。

トランペット
クリストファー・マーティン(シカゴ交響楽団首席)
ロバート・サリバン(クリーブランド管弦楽団副首席)

トロンボーン
トーマス・ホルヒ(バイエルン放送交響楽団首席)

ホルン
山岸 博(読売日本交響楽団ソロ首席)

ユーフォニアム
外囿 祥一郎(航空自衛隊航空中央音楽隊)

テューバ
ジーン・ポコーニー(シカゴ交響楽団首席)


 一生のうちで、こんな豪華メンバーで自分の楽譜が音にしてもらえる機会なんて、そうそうあるものではありません。楽しみです。


 そんなこんなで大忙しでしたが、ちょっとは楽になれそうになりましたので、これから少しずつサイトの更新なんかもやっていければいいな、と思います。
 あと、今年の残りは、ちょっと自分のスキルアップを図りたいですね。ちょっと勉強したいことがありますので、そっちも進めていきたいと思っています。

 手始めに、一区切りついたということで、自作品の解説や音源をまとめてアップしてみました。音源や解説では大学1〜2年のときの曲は削除してしまいましたが、代わりに近作を多数上げています。

 がんばりましょ〜

 ※溜まったメールの返信は、これから徐々にやっていきます。お待たせしてすみません。
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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