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中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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 そろそろ春のセンバツ高校野球のシーズンです。

 吹奏楽的にはセンバツと言えば、毎年、流行の曲を行進曲にしているのが注目です。

 これまでに行進曲となった曲は、下記の通り。

  外部サイトさんです

 こうして見ると、とても行進曲に出来なそうなものもあったりして、そこをどう工夫しているのか、というのは面白いところ。
 苦労が偲ばれますが、その難しい編曲を担当されていたのは、1962年〜1986年が第3代 大阪市音楽団団長の辻井市太郎氏、1987年〜2008年が第4代 大阪市音楽団団長の永野慶作氏です。

 永野氏は表彰式のときに演奏される「栄光」という曲なども作曲されていて、それが収録されたCDも限定発売されたりしていました。

  昨年のCD

 このように、昨年までは大阪市音楽団の元団長さんが編曲されていたのですが、今年からは、おなじみ酒井格さんが担当されることになったそうです。

  毎日新聞の記事

 今後、どんな編曲がされていくのか楽しみです。
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 1月25日(日)の18時からNHK-FM「現代の音楽」で、伊左治直作曲の「活劇サイレント」と「南蛮回路」が放送されます。

番組表へのリンク

 「活劇サイレント」は富山県高岡市立伏木中学校吹奏楽部の委嘱作品で、この音源はコンクール富山県大会のライヴ録音ですね。

 「南蛮回路」はCD「黒船以来」に収録されている曲ですが、この音源は録音後に東京芸術劇場で舞台初演したときのライヴ録音。
 演奏が固定され気味となってしまうセッション・レコーディングよりも、一音成仏のライヴの演奏の方が、この曲の神髄を表しているかもしれません。

 どちらも演奏に関わりましたので、放送で紹介されるのは嬉しく思います。
 特に「活劇サイレント」は「アマチュアでも演奏出来る現代音楽」を体現している曲なので、「現代の音楽」での紹介はひとしおです。


 以下、番組内容。


現代の音楽 -日本の作曲家・伊左治直-(2)

                         西村  朗
                    【ゲスト】伊左治 直

「機械の島の旅(夜明け)(2004)」    伊左治直・作曲
                       (9分50秒)
              (モダン・チェンバロ)大井 浩明

「墜落舞踏綺想曲(1997/2002)」   伊左治直・作曲
                       (5分41秒)
                   (フルート)織田なおみ
                    (チェロ)北口 大輔
                    (ピアノ)中川 賢一
            <fontec FOCD-2565>

「活劇サイレント(2003)」        伊左治直・作曲
                       (6分21秒)
            (吹奏楽)高岡市立伏木中学校吹奏楽部
                     (指揮)木越 俊一
              <fontec FWJ-244>

「南蛮回路(2001)」           伊左治直・作曲
                       (9分03秒)
(吹奏楽)東京音楽大学シンフォニック・ウインド・アンサンブル
                     (指揮)汐澤 安彦

「伯剌西爾音頭(2001)」         伊左治直・作曲
                       (3分50秒)
                 (トランペット)曽我部清典
                    (ピアノ)中川 俊郎
       <ALM RECORDS ALCD-3057>
 盛岡で、吹奏楽をテーマとしたラジオ番組がスタートしたそうです。
 詳細はこちら。
http://morioka.keizai.biz/headline/365/

 面白いのは、これがトーク番組であること。地元の吹奏楽について語る、というのはローカルならではのことでもあるし、とても面白い試みだと思います。

 トークの切り口によっては、色々なことが出来そうで、たくさんの可能性を感じます。

 「市民バンド」が「コミュニティバンド」であることを考える意味でも、こういう番組があちこちであるといいですよね。


 番組のブログもあるようです。
http://blog.goo.ne.jp/bra-ban
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 さて、新春の恒例行事の一つに箱根駅伝がありますが、今年からテーマ曲が制定されたそうです。
 その曲、久石譲作曲の「Runner of the Spirit」は「運動会などでも演奏できるように」とのことから、吹奏楽編成で書かれ、昨年12月22日に作曲者指揮の東京佼成ウインドオーケストラによって録音されたそうです。

 曲自体は「オーケストラのオーケストレーションで書かれた」ような薄い感じの響きとなっており、ちょっと吹奏楽で演奏するよりは弦を加えて管弦楽でやったほうがいいような気がしたのが残念ですが、まぁ、注目度の高い国民的イベントで吹奏楽が使われるのは、ある意味でいいことなのではないでしょうか。

 ちなみに、「久石譲と吹奏楽」と言えばバンドジャーナルの付録で編曲を手がけていたことがある、というのが有名ですが、他にも広島国体のための行進曲(和田薫の手が入っている)なんてのもあり、非売品の式典記録CD(ブレーン)も存在していたりします。

 新規ブログに移行した、ということで、何か面白そうなことを知ったら、ここでご紹介していきたいと思います。

 さて、11月29日にスペインのアルテアで行なわれた吹奏楽の国際コンクールで、神奈川大学吹奏楽部が優勝したそうで、そのことが昨日、毎日新聞に載っていました。。

http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081226ddlk14040137000c.html

 演奏曲は、真島俊夫「三つのジャポニスム」とのこと。

 ここ数年で、日本の吹奏楽団が海外で演奏する機会が増えてきたように思います。
 日本の吹奏楽事情を世界に知ってもらうためにも、いいことなのではないでしょうか。
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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