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中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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 偉いゴブサタになってしまい、すみません。
近況報告などは、また少ししたらしますが・・・・・


毎年注目される曲として、最近は毎年頭に行われる2つの作曲賞の受賞作品が多いですね。
その2つとはABAオストワルド作曲賞とNBAレヴェリ作曲賞なわけですが、

NBAレヴェリ作曲賞は

Ryan Mainの「The Clash」
http://www.ryanmain.com/
(↓全曲の音源あり)
http://r.students.umkc.edu/rpm86b/media.html

と、

Steven Bryantの「Radiant Joy」
(↓全曲の音源あり)
http://stevenbryant.com/radiantjoy-we.php

の2曲になったそうですね。


ABAオストワルド作曲賞は、

Michael Daughertyの「Raise the Roof」
(↓CD)
http://www.equilibri.com/recordings/rec_86.eq
(↓スコア)
http://www.amazon.co.jp/Raise-Roof-Timpani-Symphonic-Band/dp/1423455827/ref=pd_rhf_p_6


特にドアティの曲は期待できそうです。

チェックしてみるのもいいのではないでしょうか。

それでは今年も宜しくお願い致します。
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ずいぶんと間が空いてしまいました・・・・・
大変忙しく、色々と放置状態で申し訳ございません。

 先月11日の創価グロリア吹奏楽団定期演奏会、先月18日に行われました創価学会関西吹奏楽団定期演奏会、および今月18日に行われました「響宴」にご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
 いずれもおかげさまで素晴らしい演奏会となったと思います。上記は全てライヴ録音が今年の春に発売される予定になっておりますので、そちらの方も宜しくお願い致します。

 ところで、今月17日に大阪市音楽団によって下記のような演奏会が行われていたそうです。

http://www.geocities.co.jp/genryu317/

 あまり吹奏楽の方面には案内がなされなかったので、私もこれに乗った演奏者の方から後で聞いたのですが、実に興味深い内容だと思います。
 上記ページはそのうち削除されてしまうそうなので、記録のためにデータをこちらに転載させて頂きます。


「響』の源流を訪ねて
〜 マンドリン界で愛されていたイタリア吹奏楽の世界 〜

 20世紀初頭にイタリアで出版された吹奏楽作品が、姿を換えて日本のマンドリン音楽の大きな財産になっていたことを!
マンドリン・ギター音楽研究家の故中野二郎氏によって見出され、そして編曲されたことにより、日本マンドリン界において、恰もマンドリンのために書かれた作品であるかの如く演奏されてきた“イタリア吹奏楽”の数々……。
 吹奏楽作品群の狭間に埋もれていたこれらの原曲が、大阪市音楽団の全面的な協力を得て初めて公開の場で、オリジナルスコアに基づき演奏されることとなりました。
いわば“秘曲の本邦初演コンサート”です!!

日 時: 2007年3月17日(土)18時30分開演
会 場: 森ノ宮ピロティホール

演 奏: 大阪市音楽団
指 揮: 関谷 弘志

1部
 ・ニューヨーク / Giuseppe Manente
   (New York; gran marcia sinfonia)
 ・懐かしき追憶 / Giuseppe Filippa
   (Care memorie; valzer)
 ・祭 / Quinto Fabbri
   (Sagra; quadri campestri)

2部
 ・町の祭典 / Vittorio Filippa
   (Festa di citta; sinfonia)
 ・エンマ・イゾッタ / Ugo Bottacchiari
   (Emma-Isotta; gavotta)
 ・華燭の祭典 / Giuseppe Manente
   (Festa di nozze; fantasia)

アンコール
 ・怯える小鳥 / Giuseppe Filippa
   (Ciricicici (L'Uccello inpensierito); polka scherzosa)
 ・メリアの平原にて / Giuseppe Manente
   (Sulla piana della Melia; ouverture)
池野成についてはサイトの方でも度々触れたことがあるかと思います。伊福部昭門下の逸材で、主に映画音楽での実績が知られている作曲家です。

2004年に惜しくも亡くなりましたが、その追悼演奏会が行われます。
11月23日 14時開演 第一生命ホール(トリトンスクエア)です。

演奏会の詳細は下記リンクをご参照下さい。

http://www15.ocn.ne.jp/%7Eikenosei/tirasiura.htm


この演奏会で演奏されます「ティンパナータ」は東京吹奏楽団によって初演された、吹奏楽作品(といっても管楽アンサンブルか)です。滅多に聴けない、それでいて生で聴かなければその真の迫力が伝わってこない作品かと思います。この機会にぜひ。

私に20日までにご連絡頂けた方には、2,500円のチケットが1,500円になります。メールにてお問い合わせ下さい。
 前回の書き込みが8月25日。ということは、二ヶ月近くも空いてしまったのですね。すみません。色々バタバタしてました・・・・・

 さて、この時期で吹奏楽のコンクールと言えば「全日本吹奏楽コンクール」ですが、作曲のコンクールもあります。

 また、この時期で作曲コンクールと言えば「日本音楽コンクール」ですが、吹奏楽の作曲コンクールもあります。

 ということで、吹奏楽作曲コンクールの話。


 今年が第一回目となる注目の「東京佼成ウインドオーケストラ作曲賞」。

http://www.tkwo.jp/comp/news.html

 その予選の様子はバンドパワーにもレポートされるなどしています。

http://www.bandpower.net/report01/2006/08/01_tkwo_con/01.htm

 これらからも分かるように、かなりハイレベルな内容のコンクールになったようです。今後どのようなことになるのかを占う意味でも、本選が非常に楽しみです。

 今回、指揮者となっているポール・メイエはクラリネット奏者。現代作品の演奏には定評のある氏ですが、指揮者としては未知数。


 このコンクールに触発されたのか、全日本吹奏楽連盟も、朝日作曲賞と別の作曲コンクールを行うことを発表していますが、こちらがどのような内容となるのかが注目されます。


 一方、ベルギーではハレルベケ国際吹奏楽作曲コンクールが行われており、本選が11月5日にあります。

http://users.pandora.be/wim.godderis/Paginas/nieuws_bot_en.htm

 注目は、松平頼曉がファイナリストになっていること。エントリー曲「Expansion」は既に日本での演奏が決まっている(某音大と一般バンドらしい)そうなのだけれど、噂によると本人談で「とても難しい」のだとか。来年行われる「吹楽」でやらないものでしょうかね?

 もう一人日本で残っている咲間貴裕さんは、私が学生のときに助手をされていた東京音大の先輩。最近になって大規模な編成の様々な作曲コンクールに入賞されています。エントリー曲「Sinfonietta」の他にも「リズミック・ダンス」という曲もあるそうですね(朝日作曲賞佳作?)。これらも聴いてみたいものです。

ところで、上の方に書いてあるアラン・ルヴィエの「Archimede」はオリジナル作品なのでしょうか?ルヴィエの著書で文庫クセジュ(白水社)から出ている「オーケストラ」はバッハから始まりヴァレーズ、クセナキスへと至る実に面白いものでした。その著者の吹奏楽曲は非常に興味があります。
また長らく期間が空いてしまいまして申し訳ないです・・・・・
新年度に向けて、アレコレ忙しいです。4月から新しく持つ授業が増えました・・・・・

さて、今月15日に行われた原口和子さんと尾原進さんのジョイントリサイタルでは、無事に新曲「Organizer for 2 Euphonium and Piano」が初演されました。パチパチ。
完成が遅くなり、非常にご迷惑をおかけしてしまいましたが、それにもめげず、果敢に演奏して下さいました。


さてさて、最近、日本吹奏楽指導者協会(JBA)のサイトが出来たことは皆さんご存知でしょうか。
http://www.jba-honbu.or.jp/

JBAといえば、JBA作曲賞を行っていることは皆さんご存知かと思います。
「JBA下谷作曲賞」と名前を変え、昨年が第一回目でした。
昨年は「一年以内に初演された作品のスコアと音源による審査」という概要、つまり既演の作品に対する賞(芥川賞形式)として行われました。これはなかなか面白い試みだと思ったのですが・・・・・
第二回目となる今年の募集では、以前の形式に戻っていますね。マーチの募集です。「楽器を持ち始めて1〜2年の学生でも容易に演奏できるよう、音域、テクニック等に配慮することが望ましい」との但し書き付きです。

昨年の芥川賞形式の審査は、数年ごとになるのか、それとも昨年だけだったのか、謎です。
ただでさえ「アマチュア向けの作品」の募集に偏っている吹奏楽の作曲賞。ちょっと趣向が違う審査の方針を打ち出していたことには期待していたのですが・・・・・

そして、募集内容が見事に朝日作曲賞と被っていますね。募集時期も約一ヶ月違いと、ほぼ同じです。ということは、JBA作曲賞に応募されてくる作品というのは「朝日作曲賞に間に合わなかった作品」になる可能性が非常に高い訳です。
つまり、「朝日作曲賞・間に合わず」→「JBA作曲賞・落選」→「響宴に応募」という変な連携(使い回し)が出来てしまう。これでは吹奏楽に多様な作品の出現は見込めないのでは・・・・・

最後の望みは佼成の作曲コンクールですね。私はこれに出そうかと思っていた(いる)のですが、間に合わない可能性が濃厚です。あまりにもやらないといけないことが多すぎる・・・・・多くの良質の作品の募集があることを願ってやみません。


ちなみに、昨年のJBA下谷作曲賞の受賞作品は、町田育弥「ブリージング・ソウル《息づく魂》」だったのですが、このことをJBA関係者以外で知っている人は、どれくらいいるのでしょうか?審査結果は、応募者にも知らされていないのです。


〜〜

閑話休題。

今後の私の予定。

4月22日(土)
東京佼成ウインドオーケストラ 第89回定期演奏会
ミューザ川崎シンフォニーホール  開演 14:00
入場料 1000〜4000円

プログラム解説を書きました。このプログラムでは中高生へ向けたコラムも書いています。
http://www.tkwo.jp/regular/index.html#89th


5月6日(土)
ミュゼ・ダール吹奏楽団 第9回定期演奏会
西新井文化ホールギャラクシティ  開演 18:00
入場料 800円

「科戸の鵲巣」の再演です。解説も書く約束してたんだった・・・・・(汗)
http://www.musse.org/concert2006.html


6月4日(日)
大津シンフォニックバンド 第50回定期演奏会
びわ湖ホール  開演 13:30

私の編曲によるスッペ「軽騎兵序曲」が演奏されます。
http://www.osb.jp/


6月15日(木)
洗足学園音楽大学ウインドオーケストラ演奏会(仮)
会場等詳細不明  開演 19:00

「科戸の鵲巣」の再演です。指揮は小澤俊朗先生。


6月18日(日)
ガレリアウインドオーケストラ 第4回定期演奏会
彩の国さいたま芸術劇場大ホール  開演 14:00
入場料 1800円

司会とか、色々やります。私の上半期、メインイベント。そういえば、曲目が全部決まったことは、このブログではまだ発表してませんでしたね。
http://sound.jp/galleriawind/topics_html/concerno4t.html


6月24日(土)
金管まつり2006
さいたま市民会館うらわ  開演 13:30

さいたまファンファーレクラブによって「サルムの光 〜ブラス・アンサンブルのためのフラリッシュ」が再演される予定だそうです。


この他にも、5〜7月のどこかで航空自衛隊航空中央音楽隊によって「とっかあた」が再演(改訂版初演)される予定になっています。独奏はもちろん外囿祥一郎さん。
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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