中橋愛生(NAPP)の不定期日記
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日、第12回「響宴」で拙作「閾下の桜樹」を神奈川大学に演奏して頂きました。非常によい演奏に感謝です。
委嘱元の条件などもあり、非常に分かりやすい(ある意味でベタベタな)曲だったので、普段の作風とはちょっと異なっていたのですが、どうだったでしょうか。
他のかたの作品では、菊池幸夫「銀河鉄道の夜」が群を抜いて素晴らしかったと思いました。
まず音のセンスが凡百の作曲家とは一線を画していましたし、物語中の単語一つ一つが音の中に織り込まれている技術の高さは圧巻でした。
演奏も素晴らしい合唱と、それを決して壊すことの無い絶妙のバランスのバンドとで、見事でした。
これほどの作品は、なかなか聴けないものだと思います。
事前にチケットが完売、というのは喜ばしいことだったのですが、これは片倉高校・合唱の皆さんのご家族の購入が大きかったのもまた事実。
「銀河鉄道」以降、徐々に空席が目立ってきたのは確かです。
作品の魅力で引き続き聴いて頂けなかった、ひいては吹奏楽以外のお客様たちに吹奏楽の魅力が伝わらなかった、という結果は、私を含めた他の作品の質が問われてしまったかと思います。
最後に。「響宴」発足時から精力的に活動され、その他においても吹奏楽界の発展にご尽力され、志半ばにして急逝された富永啓之氏に、心から感謝致します。
委嘱元の条件などもあり、非常に分かりやすい(ある意味でベタベタな)曲だったので、普段の作風とはちょっと異なっていたのですが、どうだったでしょうか。
他のかたの作品では、菊池幸夫「銀河鉄道の夜」が群を抜いて素晴らしかったと思いました。
まず音のセンスが凡百の作曲家とは一線を画していましたし、物語中の単語一つ一つが音の中に織り込まれている技術の高さは圧巻でした。
演奏も素晴らしい合唱と、それを決して壊すことの無い絶妙のバランスのバンドとで、見事でした。
これほどの作品は、なかなか聴けないものだと思います。
事前にチケットが完売、というのは喜ばしいことだったのですが、これは片倉高校・合唱の皆さんのご家族の購入が大きかったのもまた事実。
「銀河鉄道」以降、徐々に空席が目立ってきたのは確かです。
作品の魅力で引き続き聴いて頂けなかった、ひいては吹奏楽以外のお客様たちに吹奏楽の魅力が伝わらなかった、という結果は、私を含めた他の作品の質が問われてしまったかと思います。
最後に。「響宴」発足時から精力的に活動され、その他においても吹奏楽界の発展にご尽力され、志半ばにして急逝された富永啓之氏に、心から感謝致します。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
最新記事
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
カウンター
プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
46
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
最新CM
[09/26 Feste Romane]
[09/24 NAPP]
[09/24 Feste Romane]
[04/04 ごいんきょ]
[02/25 D]
最新TB
ピアニカ
キーボード上2列で演奏できます
アクセス解析
フリーエリア