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中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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<7.18 追記>
 下記の内容、募集締め切りは過ぎましたが、継続して参加者募集中です。
 定員になり次第、終了となります。

 〜追記ここまで〜〜


 今年が横浜開港150周年ということで、横浜では色々なイベントが行なわれています。

 その一環として、横浜みなとみらいホールの主催で、吹奏楽のコンサートが企画されています。
 そのコンサートのために委嘱を受けて、2曲、書かせて頂くことになりました。

 1曲は世界的に活躍されている太鼓ドラマーヒダノ修一さんをソリストとした、「太鼓と吹奏楽のための祝典序曲《そして時は動き出す》」。
 もう1曲は、市民参加の桶太鼓群・バンダ金管群が加わる「《邂逅の時》桶太鼓群、金管群と吹奏楽のための」。

 で、この後者の作品の初演に際し、バンダに加わって下さる市民(中学生以上)の方を募集しています。
 数回の練習では、シエナ・ウインドの方々の指導を受けられるので、そうした点でもお得な感じです。

 本番は10月12日(月・祝)で15時開演予定。
 バンドはシエナ・ウインド・オーケストラ、指揮は岩村力さんです。

 プログラムは以下の通り。

<第一部 〜シエナ・ステージ>

 池辺晋一郎:ヨコハマ・ファンファーレ
 P.フィル:ヘイル・コロンビア
 R.W.スミス:海の男たちの歌(船乗りと海の歌)
 杉浦邦弘:ヨコハマ物語
 C.ドビュッシー:交響詩「海」より3. 風と海との対話

<第二部 〜ヒダノ・ステージ>

 ヒダノ修一 with 太鼓マスターズ

<第三部 〜合同ステージ>

 中橋愛生:太鼓と吹奏楽のための祝典序曲《そして時は動き出す》
 中橋愛生:《邂逅の時》桶太鼓群、金管群と吹奏楽のための


 バンダに関する情報、応募要項は、下記のホール発表内容の通りです。

  〜〜ホール発表内容 ここから〜〜

横浜みなとみらいホールでは、来たる10月12日(月・祝)に、岩村力指揮 シエナ・ウインド・オーケストラ、ヒダノ修一(太鼓ドラマー)の出演で、「ヨコハマ開港150周年祝祭コンサート」を開催いたします。横浜開港150周年を盛大に祝う、このコンサートの第3部では、今回の為にNHK−FM「吹奏楽のひびき」でもおなじみの作曲家、中橋愛生に委嘱した祝典曲を、市民参加のブラス隊と太鼓隊が、シエナ&ヒダノら豪華出演者と同じ舞台で壮大に奏であげます。

 今回このブラス隊・太鼓隊への参加者を大募集いたします。横浜の開港150周年を祝い、みんなで作り上げる祝典コンサートにぜひご参加ください。あなたのご参加をお待ちしております!!

【応募資格/参加条件】

1. ワークショップ・練習(7月〜)に毎回参加できる方。
-横浜在住、在勤、在学の方を優先とさせていただきます。
-欠席・遅刻の多い場合、リハーサル・ゲネプロ不参加の場合は、ご出演いただけません。
2. 中学生以上の方。(中学生・高校生の参加には保護者の同意が必要です。)
3. 楽譜が読め、応募楽器の演奏経験があり、楽器の持参ができる方。(楽器の貸出はいたしません。)

●募集パート:合計150名
 太 鼓・・・かつぎ桶太鼓 (50名)
 ブラス・・・トランペット(50名)、ホルン(20名)、トロンボーン(30名)
●参加料 ・・・ ワークショップ5回、リハーサル、本番込み。
         一般¥5,000 / 中学生・高校生¥3,000
●指 導 ・・・ ブラス:シエナ・ウインド・オーケストラ メンバー
         太鼓:ヒダノ修一

●ワークショップ会場&日程 ・・・ 横浜みなとみらいホール内の施設。(原則19時〜21時)

太 鼓 : 7/23、8/4、8/21、9/18、9/23
ブラス : 7/23、8/17、8/23、9/18、9/23
* 公演リハーサル: 10/10(土)・・・午前予定、詳細後日。
* 公演日: 10/12(月・祝)・・・午前集合、詳細後日。

*参加者の皆様には、コンサートの第3部「合同ステージ」の中で演奏される、中橋愛生作曲(委嘱新作)の演奏にご参加いただきます。

申込締切: 7月10日(金) 必着
問合せ/045−682−2020 横浜みなとみらいホール事業企画グループ

応募要項(PDFファイル)

  〜〜ホール発表内容 ここまで〜〜


 皆様のご応募をお待ちしております!


#実は10月12日は東日本学校吹奏楽大会の日でもありますので、
 中高生の方は予定を確認して応募して下さい
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小山清茂が亡くなったそうです。

http://www.asahi.com/obituaries/update/0608/TKY200906080169.html

吹奏楽作品は多数ありますが、そのほとんどが耳に出来ないのが現状。
今年は佼成ウインドによって「能面」の演奏も予定されていました。

残念です。
 ISCM(国際現代音楽協会)主催の「世界音楽の日々」。
 毎年行なわれているこのイベントですが、今年は9月にスウェーデンで行なわれます

 そこで演奏される作品の中に、Park Soohyun作曲「White Dance」(白の月に舞う)という曲があります。実はコレ、吹奏楽曲です。

 そして、この作曲者は朴守賢さんと書くのですが、この名前、吹奏楽に詳しい人なら見覚えがあるかも。響宴X(夜の部)で「Symphonic GAME」という作品が演奏されています。

 邦人の吹奏楽作品がISCMで演奏されるのは、小鍛冶邦隆「ポルカ集・タンゴ集」以来?でしょうか。
 実に嬉しいことです。

 この曲、6月13日には大阪で行なわれるウインドカンパニー管楽オーケストラのコンサートでも演奏されるそうです。


 先述の「Symphonic GAME」も、響宴の前には2003年のアジア音楽祭の吹奏楽の日で、東京佼成ウインドオーケストラ(指揮:D.ボストック)によって演奏されています。

 ただ吹奏楽作品を書くだけではなく、それを現代音楽界にアピールし、演奏してもらい、接点を作る、という活動は、本当に素晴らしいですね。
 このような若手がもっと増えてくれるといいのですが。(って、私も頑張らないと)

 そんな朴守賢さんのwebサイトもあります。
 5月16日に行なわれた、鏡野吹奏楽団さんの第32回定期演奏会で、新作「星を釣る海」を初演して頂きました。
 指揮は、客演でみえられていた福本信太郎さん。

 本番は、とても素晴らしい演奏をして下さいました。心から感謝です。

 クラスター満載の現代的な作品だった割には、お客さんの高校生に大人気。若い子たちの方が、感受性が豊かなようです。

 そのうち、曲解説をサイトに載せたいと思います。

 帰りの飛行機の中で見た、雨雲と雨雲の狭間を渡る虹が、とても美しかったのが印象的でした。
 この曲の今後の、幸先であるといいのですが。


 ちなみに、演奏会全体も、とても楽しめる内容で、純粋に一聴衆として楽しませて頂きました。


 この演奏会の前日、5月15日に、もう1つ別の曲(14人編成の吹奏楽曲)も完成しているのですが、これについては また後日。
 本日発売のバンドジャーナルの付録楽譜は、私の編曲によるバッハ「平均律クラヴィーア曲集 第二巻」からg-mollのプレリュードとフーガです。

 バッハはとても勉強になるので、ぜひ多くのバンドに取り組んで頂きたいな、と思っています。フーガには簡単なアナリーゼ的要素も盛り込んでいますので。
 また、私が普段 講評などによく書く「音色の変化」「立体感」という2点を、特に意識してもらうためのエチュード的内容にもなっています。

 難易度はやや高めかもしれませんが、頑張れば中学生でも演奏可能だと思います。
 時間は6分半程度なので、コンクールB部門の曲としてもちょうどいいかな、なんて内心では思っていたりして。


 付録楽譜についているQRコードを携帯で読めば、プレリュードだけですが参考音源(打ち込み)を無料で聴くことができます。
 が、この音源、音に間違いがあります(泣) 楽譜は正しい音になってます。

 どうか、演奏してみて下さい。そして音を私に下さい(笑)
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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