中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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昨年発足したプロ吹奏楽団である「ガレリア・ウインドオーケストラ」のコンポーザー・イン・レジデンスに就任しました。何ができるかは未知数ですが、これからアレコレ考えてみたいと思います。とりあえず、そのうち私の企画による演奏会の回というのもやらせてもらえるそうなので、それに向かって腕を振るってみたいと思います。
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大学の研究室にガレリアウインドの代表のかたが訪ねてくる。今度の定期解説用の資料の受け取りだったのだけど、その他、あれこれと話しこむ。
ところで、うちのサイトのリンク集を見て分かる通り、実は日本には結構な数の「プロ」を名乗る吹奏楽団は存在する。だけど、その活動内容はほとんど知られていないのが実態。かく言う私も彼らが何をやってるのか、ほとんど知らない。たまに出すCDや演奏会などの断片的な情報は入ってくるのだけど、普段は何をやってるのか、とか、基本方針の有無とか、活動基盤の組織の在り方、とか。
管弦楽と違って地方プロや新興プロの活動実態が掴めない理由には、それらを包括する組織がない(オケだとプロオケの連盟があったりして横の繋がりはかなり強い)とか、そういう理由もあるだろうけれど、それ以前に「実体がない」からではないだろうか。演奏会のプランを立てて、それで集まって公演打って、はい終わり、みたいな。戦略的マネージメントの希薄さこそが、日本のプロ吹奏楽団の最大の欠陥だろう。
「プロとアマの違い」は、演奏技術の差にあらず。ガレリアウインドの今後はそこをどれだけ意識できるかによるのではないだろうか。
私がどこまで嘴を突っ込んでいいものかは難しいところだけど。応援してるからこそ、これからは少し厳しい目で見ていきたい。
ところで、うちのサイトのリンク集を見て分かる通り、実は日本には結構な数の「プロ」を名乗る吹奏楽団は存在する。だけど、その活動内容はほとんど知られていないのが実態。かく言う私も彼らが何をやってるのか、ほとんど知らない。たまに出すCDや演奏会などの断片的な情報は入ってくるのだけど、普段は何をやってるのか、とか、基本方針の有無とか、活動基盤の組織の在り方、とか。
管弦楽と違って地方プロや新興プロの活動実態が掴めない理由には、それらを包括する組織がない(オケだとプロオケの連盟があったりして横の繋がりはかなり強い)とか、そういう理由もあるだろうけれど、それ以前に「実体がない」からではないだろうか。演奏会のプランを立てて、それで集まって公演打って、はい終わり、みたいな。戦略的マネージメントの希薄さこそが、日本のプロ吹奏楽団の最大の欠陥だろう。
「プロとアマの違い」は、演奏技術の差にあらず。ガレリアウインドの今後はそこをどれだけ意識できるかによるのではないだろうか。
私がどこまで嘴を突っ込んでいいものかは難しいところだけど。応援してるからこそ、これからは少し厳しい目で見ていきたい。
突然ですが、日本管打・吹奏楽学会の正会員になりました。
規約と一緒に送ってもらった研究紀要が面白そう。機会があったら、論文を送ってみようかな。
ネット上の会員専用のページにもアクセスしてみた。とりあえずIDとパスが通ることを確認しただけで満足。時間ができたらゆっくり閲覧してみようかな。
規約と一緒に送ってもらった研究紀要が面白そう。機会があったら、論文を送ってみようかな。
ネット上の会員専用のページにもアクセスしてみた。とりあえずIDとパスが通ることを確認しただけで満足。時間ができたらゆっくり閲覧してみようかな。
今日も大学に出勤。大学の資料を見ながらじゃないとできない、サイト構築に一日費やす。帰宅したら20時。ふぅ。今揃ってる資料でできるところまではやれたかな。
帰宅したら、配達時間指定をしてもらっていた荷物を受け取る。これ、私が関わって12月に某社の企画で録音するCDに入れさせてもらうことが決定している曲(未出版・今度が初録音)の楽譜。わざわざ作曲者のSさんから送って頂きました。感謝!CD制作に作曲者や編曲者として関わるのではなく、解説執筆や監修で関わると、色々な曲の楽譜に触れられて、とても勉強になります。自分の楽譜を音にしてもらえるのと、色々と「変わった」曲の楽譜を見ながら録音現場に立ち会えるの、という二大体験を両方ともかなり頻繁にさせて頂けているのは、何と贅沢なんだろう、と思った次第。
それにしても、CDの企画をするのって、勉強になります。意義のあるものを作りたいし、どうせなら珍しいものを入れたい。でも、売れないといけないから、そこらへんも考える。選曲に意味を持たせ、多角的にアプローチするためになるべく多くの曲を入れ、でも74分に収める。で、それを第三者(制作プロデューサー)に伝えるために企画書を書いて文章で意図を説明する。珍しいものを入れる理由の説明をするには、歴史や現状も述べないといけないし、「何をもって売れ筋とするか」の判断材料として簡単な市場調査もやったりする。そんなことをやってると、段々と「こういう作品が今までにない」という「穴」も見えてきます。そうすると作曲家として「自分が何を書くべきか」というのも見えてくるんですね。
ただひたすら盲目的に曲を書くのではなく、周りを鳥瞰しながら自分のポジションを見つけ、信念を持ち、それを文章化できるようにして、それから曲を書く。そういう経験を学生にもさせてあげたいものです。
帰宅したら、配達時間指定をしてもらっていた荷物を受け取る。これ、私が関わって12月に某社の企画で録音するCDに入れさせてもらうことが決定している曲(未出版・今度が初録音)の楽譜。わざわざ作曲者のSさんから送って頂きました。感謝!CD制作に作曲者や編曲者として関わるのではなく、解説執筆や監修で関わると、色々な曲の楽譜に触れられて、とても勉強になります。自分の楽譜を音にしてもらえるのと、色々と「変わった」曲の楽譜を見ながら録音現場に立ち会えるの、という二大体験を両方ともかなり頻繁にさせて頂けているのは、何と贅沢なんだろう、と思った次第。
それにしても、CDの企画をするのって、勉強になります。意義のあるものを作りたいし、どうせなら珍しいものを入れたい。でも、売れないといけないから、そこらへんも考える。選曲に意味を持たせ、多角的にアプローチするためになるべく多くの曲を入れ、でも74分に収める。で、それを第三者(制作プロデューサー)に伝えるために企画書を書いて文章で意図を説明する。珍しいものを入れる理由の説明をするには、歴史や現状も述べないといけないし、「何をもって売れ筋とするか」の判断材料として簡単な市場調査もやったりする。そんなことをやってると、段々と「こういう作品が今までにない」という「穴」も見えてきます。そうすると作曲家として「自分が何を書くべきか」というのも見えてくるんですね。
ただひたすら盲目的に曲を書くのではなく、周りを鳥瞰しながら自分のポジションを見つけ、信念を持ち、それを文章化できるようにして、それから曲を書く。そういう経験を学生にもさせてあげたいものです。
携帯からだと書けなかった本文を、数日にさかのぼって書いています。
朝、6時半に若林先生らに連れて行ってもらって奈良県橿原市に。ここで吹奏楽コンクール関西大会があるのですね。龍大の応援に行ってきました。
酒井さんの新曲「七五三」を自由曲にした龍大の演奏を聴いて直ぐ、新幹線の時間があるために会場をあとに。
帰りの新幹線で、メールで無事に全国進出を決めたことを教えてもらって、一人喜ぶ。よかったよかった。
ちょうど東京の自宅に着いたころにまたメール。渡部謙一先生率いる北海道教育大学函館校吹奏楽部も全国進出を決めたそう。こちらの自由曲は伊左治直「南蛮回路」。
今年の全国大会大学の部は何が何でも聴きにいかなくては。
朝、6時半に若林先生らに連れて行ってもらって奈良県橿原市に。ここで吹奏楽コンクール関西大会があるのですね。龍大の応援に行ってきました。
酒井さんの新曲「七五三」を自由曲にした龍大の演奏を聴いて直ぐ、新幹線の時間があるために会場をあとに。
帰りの新幹線で、メールで無事に全国進出を決めたことを教えてもらって、一人喜ぶ。よかったよかった。
ちょうど東京の自宅に着いたころにまたメール。渡部謙一先生率いる北海道教育大学函館校吹奏楽部も全国進出を決めたそう。こちらの自由曲は伊左治直「南蛮回路」。
今年の全国大会大学の部は何が何でも聴きにいかなくては。
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
46
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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