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中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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 先日は意味不明書き込みをしてしまいました(笑) 携帯からは正常に投稿できないんですね・・・・・ただ、写真は単純に添付ミスだと思いますが(爆)

 土曜日、朝8時の飛行機に乗って熊本へ。高校時代の友人の結婚式に出席するためです。私には高校の吹奏楽部の同期である8人の大切な仲間がいますが、そのうちの1人です。「時にのせて、光にのせて」の初演に立ち会ってくれた2人のうちの1人でもあります(2人とも初演された後に結婚したことになりますね)。
 詳しくは書けませんが、この友人はとても苦労をしてきた人です。でも、それを全く他人に気づかせない気丈さと優しさを兼ね備えた、とても尊敬できる友人。参列者全員やウェディングプランナー(この人も偶然ながら中学の吹奏楽部の同級生)が涙する、実に感動的な式でした。末永く幸せになって頂きたいものです。

 式と二次会のあと、他の仲間のうちの1人(+1人)と呑みに行き、翌日、時間があったので「あんたがたどこさ」発祥の地、熊本は船場(せんば)を訪ねたあと、熊本城へ(式のあったホテルの目の前)。熊本城って、西南戦争で焼失した本丸などの復元中なんですよね。完成は2007年とのこと。うちの大学の新校舎完成と同じ年じゃないですか(笑) 熊本城には、あちこちに楠があります。楠の香りが大好きな私とって、とてもいい森林浴です。
 それにしても、熊本は阿蘇や白水村などは行った覚えがありますが、熊本市内は初めて行ったように思います(もしかしたら覚えてないだけかも)。路面電車が走っていたり、なんだか街の雰囲気がとても私に合っているような気がしました。
 飛行場へ行って、熊本ラーメンを食べ、一時間ほど飛行機の発着作業を送迎デッキからボ〜ッと眺めた(そういうの大好き)あと、帰京。

 風邪をひいた直後、寝不足、締め切り真っ只中(解説原稿の締め切りが今月末!ヤバイ!!)、という三重苦での強行スケジュールでしたが、式に参列できて本当によかったです。

 御結婚、おめでとうございます。
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ごいんきょさんから受け取りました。
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2005/06/musical_baton.html
詳しくはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Musical%20Baton

・Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

 「音楽ファイル」の定義が・・・・・iTuneデータだけでいいのなら20.7GB(それでもうちにあるCDの1/4くらい)。その他、Finaleデータや解説のデータ、音楽の特殊なアプリケーションやプラグイン、電子音楽の素材(aiffが多い)などを含めると・・・・・120GBくらい?あ、外付けHDは含めちゃダメなのか?


・Song playing right now (今聞いている曲)

 音大の空き時間に書いているので、周りから色々な音が。一番近くで聴こえてくるのは、あれはシューベルトのピアノソナタ?遠くからはトランペットのスケール練習・・・・・


・The last CD I bought (最後に買ったCD)

 買った、というかサンプル盤を貰ったのが一番最近で、アンサンブルリベルテの「マチュピチュ」。自分で買ったのではコレ↓。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=832970&GOODS_SORT_CD=102
 タネジの「Etudes and Elegies」は独立した3つの曲から成っているのですが、この第1曲目「A Quick Blast」は吹奏楽(弦抜きオケ)なんですよね。


・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

 1、田中賢 「南の空のトーテムポール II "リラ"」
  中学生のときに買ったヤマハ吹奏楽団のCDは私の原点。その頃から現代モノのほうが好きだったんですよね。田中先生の出身校、というだけで志望大学を東京音大にしてしまったほど当時はまってました。「メトセラ」とか「紅炎の鳥」「始原」なんかも好きだけど、一番好きなのはコレかなぁ。「im Licht」を生で聴いた(佐賀で全国大会があって、ヤマハ浜松は特別演奏だった)のは中3のとき。あれもよかった。

 2、真島俊夫 「コーラル・ブルー」
  とりあえず、人生初のコンクールの曲を挙げるのは基本かな。生まれて初めて吹いたのは、これと櫛田てつ之扶「飛鳥」。だから響宴に出た時はちょっと緊張。
 まぁ、この種の曲ってのは多分に音楽以外の要素で刷り込まれるものですね。ホントに私的な世界。同様のものに、保科洋「風紋」。これは兄姉がコンクールで吹いてたのを聴きました。それで自分も吹奏楽部に入ろうと思った、という流れ。

 3、北爪道夫 「映照」
  前掲の2曲は中学の頃の話。大学以後で私にとって重要な曲を一曲、と言われれば迷わずこの曲ですね。大学一年のときに初めて聴いて、大きな影響を受けました。

 4、Tristan Murail 「Desintegrations」
  もう一曲、大学時代に大きな影響を受けたのは、この曲。今となってはグリゼーの「Les Espaces Acoustiques」や、同じミュライユでも「Les Courants de l'espace」の方が好きなのですが、とりあえず「とっかかり」として私には重要な曲です。

 5、Johannes Brahms 「Ein Deutches Requiem, op.45」
  なんとなく定期的に聴きたくなります。自分も合唱で乗ったことあるし。音遣いもだけど、言葉と音の関連に感動。曲の構造もすばらしく、一番スコアを眺めた曲かもしれません。


・Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

 ん〜、渡すような人、いないですねぇ。既に渡されている人もいますし。
 なので、どなたか適当に受け取って下さい(笑) blogを持っているかたで、トラックバックをして上記質問に答えてくれる親切なかたを募集します。先着5名様で(笑)


 と、中断されながら書いていたら、こんな時間に。「今聞いている曲」は、現時点では・・・・・「松紳」だ(爆)
http://www.ntv.co.jp/matu-sin/index.html
自分のお仕事を整理するために、サイトの中の「作曲ノオト」(作曲部屋を含む)と、「予定」(「最近のNAPP」内)を更新してみました。

改めて見ると、やっぱり昨年の年末から今までだいぶ無理してますね。よくまぁ、こんなに書いたもんです。

そして、夏休み、意外と忙しいんですね、私。知らなかった・・・・・(汗)

そして、サイトの更新なんてずいぶん久しぶりにやったもんだから、手間取って、こんな時間になってしまいました。そういえば、ホームページ作成ソフトをadobe GoLiveのCSに替えたんだった・・・・・使い方がちょこっと変わっていて、苦戦。
 今日は午前中から講義。で、その後、アペルギスを大学に招いての公開講義の準備。なかなかハードな一日でした。そのため、ミュージック・トゥモローには行けず。まぁ、望月京「クラウド・ナイン」は昨年のFM放送を録音していたので、いいかな。生で聴きたかったのは確かにそうなのだけど。

 今日はいい話を一つ聞きました。来年のコンクール課題曲に・・・・・詳しい事は絶対に書けませんが。

 夜、「Semantic Errors」の初演指揮者さんとお電話。拍が足りない、とのことで確認したら、確かに足りない。「四拍三連」であるべきところが「二拍三連」になっている。う〜ん、4/2拍子なんて滅多に書かないですからね〜。倍全音符をあんなにたくさん書いたのは初めてです。

 昨日、「2〜3の(数、覚えてない)原稿の執筆」と書きましたが、小さいのまで含めたら、少なくとも5つは書いていたようです。う〜ん、把握しきれてない・・・・・ 最近は原稿執筆の依頼も多いですね。と、今日も一つ解説執筆依頼が来てました。これ、クラシックファンなら誰もが知っている、大イヴェントの一部。これは引き受けておくべきか。

 明日からちょっと出かけてきます。なので、19日の航空自衛隊中央音楽隊の定期演奏会には行けなくなってしまいました・・・・・
 最近、「作曲するってどういう行為なんだろう」と考えさせられる機会が3つほど
立て続けにあったので、書いてみます。(といっても、私信で書いたもののコピペが
ほとんどですが)
 広い意味(もしくは深い意味)で問うてるわけではないです。ほんとに狭い意味
での「作曲」の話です。


 最近、とあるサイトからリンクの申し出を受け、お断りしました。そのサイトは、
作曲の勉強をしている人たちがそれぞれ自作の曲をMIDIでアップロードしたものを
まとめて保存する、というサイトです。
お断りした理由は、下記の通りでした。

〜〜

 私見ですが、私は「作曲」というものを次のように考えております。
 まず、「音の趣味」であるとか「音楽の形式」、「旋律の良し悪し」、
「オーケストレーションの巧拙」などは、音楽学ならともかく、作曲においては、
各表現者の自由であり、それに対して第三者がとやかく言うことはできない、
と考えております。ですので、私が誰かに作曲を教える際も、これらの点に
関して「こうした方がいい」とは基本的に口出ししません。(確認の念を
押したり、「これは不可能だよ」、と言うことはありますが)
 では「作曲の技術」とは何か、と言いますと、それは、「自分の表現したい
ことを第三者に伝える技術」だと思います。つまり、「楽譜によってどう演奏者に
伝えるか」という「記譜の技術」です。こうしてもらいたいなら、こういうアーティ
キュレーションをつける、等といった諸々の技術というのは、やはり人に習わなければ
習得するのは難しいところです。
 つまり、私の考える「作曲の勉強」とは「何を書くか」ではなく「どう書くか」の
問題なのです。作曲をやりたい人間が「何を書くか」を持っているのは、当たり前
なのですから。
 MIDIなどを使用した作曲というのは、その「人(演奏者)に伝える」という部分を
欠いているがために、そうした「私の考える作曲」とは根本的に違うものです。人に
演奏してもらう必要がない(楽譜にて第三者に
伝える必要がない)音楽作品というのは、結局「その人が表現したい《だけ》の音楽」に
過ぎず、そうした部分は、最初に書きました通り、第三者が口出しできるものではない
と思います。
 そして、私が吹奏楽に求めるのは、「人が演奏する音楽」です。それを行おうと
している人に対して何か私が言えることは、何度も書いております通り、「伝える
手段」に関してのみです。
 残念ながら、皆様が発表されている音楽が、楽譜によらず「結果」のみである以上、
私との接点はあり得ません。ですので、私のサイトからそちらにリンクをさせて頂く
ことは出来ません。これは、MIDIによる作曲が蔓延している吹奏楽の世界を忌み嫌う
という私の主義からです。ご理解下さい。

〜〜

 このように、私は「作曲する」という行為でも「楽譜を書く」という行為をとても
重要視しているわけです。で、それは更に「何を書くか」の問題ではなく、「どう
(伝えるために)書くか」という問題に尽きる。

(注:自分たちで作曲をやってみたい、それを多くの人に聴いてもらいたい、という
   欲求は、それ自体はとても素晴らしい、意義のあることだと思います。
   問題としているのは、その手段として楽譜の存在がない、ということです。)

 更に、つい最近、メールでやりとりをしていた人からこんな質問を受けました。

「演奏者が曲を演奏する場合、作曲者としては楽譜通りに素直に演奏してもらうことが
一番嬉しいことなのですか?指揮者によりいろんな解釈で演奏が変わってきますが
そういうことは気分が悪くなるものでしょうか?」

 それに対する私の返信は、こうです。

〜〜

 許せる範囲と許せない範囲はありますね。「どうしてもこうでなければならない」と
思うのだったら作曲者はそう演奏されるように楽譜を書くべきですし、そのつもりで
書いたのに演奏者にそれが伝わらないのであれば伝える能力に欠けていた作曲者が悪い、
と思います。
 しかし、誰がどう楽譜を読んでもあり得ないような解釈をされると、さすがに気分が
悪くなります(笑)

〜〜

 ところが、このように楽譜を書く、というのは実に難しいことなのです。
 酒井さんのように経験豊かな作曲家でさえ、意図通りにいかないことがあるそう
なのですから。
http://blog.livedoor.jp/ismusic/archives/20735550.html
 酒井さんが師匠の田中邦彦先生に言われていたことと全く同じ事を、私は師匠の
西村朗先生に言われ続けてきました。だから、できるだけ細かくアーティキュレーションを
つけ、crescやdimの始点と終点には必ずディナミクスを書く(無い場合はal niente
もしくはdal niente)ことを自分に義務づけています。(ちなみに、見にくいですが
画像は拙作の一部) 私は練習に立ち会ったときは基本的に「楽譜に書いてある通りに
吹いてもらえればいいです」としか言いません。逆に言えば、楽譜に書いてある範囲内で
あれば、どういう解釈をされてもいいと思っています。
 ところが、演奏者のなかには「こんなにがんじがらめに書いてあると、思うように
吹けない」と言う人もいます。これは正直心外です。ある一つのアーティキュレーションが
あったとしたら、その解釈一つにしても幾通りものやり方があるはずなのに。

 最近思うのは、楽譜が読めない(あるいは、読めていないことに気づいていない)奏者が
多い、ということです。そして、楽譜を書けない作曲家(自称)も多い、ということ。

 少なくとも「人に伝える」という事の難しさ、責任の重さを、作曲家は考えて
いくべきでしょう。例え、それが吹奏楽の世界に多い「日曜作曲家」だとしても。
おたまじゃくしを並べれば作曲だという考えは、万死に値するのです。

 私も自分の記譜法を見つめ直す必要があるのかもしれません。
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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