忍者ブログ
中橋愛生(NAPP)の不定期日記
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 この時期は大学の新年度の始めということもあり、かなり忙しいです。今日も大学の仕事をしていたら、帰宅できたのは22時過ぎでした。自分の仕事ができる時間は一日に1時間あるかどうか、というところです。う〜ん、大変。

 で、今年から新実徳英先生の授業補佐をやらせて頂いています。今日はその初回。新実先生が講義をされている間に、拙作「玻璃ぷりずむ」を西村朗先生に聴いて頂いていたときに、新実先生が研究室に戻ってこられたので、流れで吹奏楽関連の話をちょこっとさせて頂けました(新実先生は今年の朝日作曲賞の審査員です。審査の内容や結果に関しては伺っていませんが)。「水の嬉遊曲」に関してもお話を聞かせて頂けて、嬉しかったり。この曲には故・石丸寛が絡んでいたそうです。

 大学にいると、色々な話が聞けます。その反面、やっぱり大変なのですが・・・・・
PR
 こんな時間になってしまいました・・・・・
 とりあえず、頼まれていた文章系の仕事は急ぎの物は全部終わらせてしまったので、とりあえずこれで一区切り。作曲のほうに専念することにします。今月中に完成させたいのですが、どうだろう、難しいかなぁ・・・・・ とりあえず、3〜4日のうちに全体のラフスケッチを創って、それから細部のスケッチ、リアリゼーション、とやって、パート譜を作るのに3日かかるとして・・・・・ひぃ。今月は響宴もあるし、他にも出席する会合が何個か予定されているので、どうなのかなぁ、というところです。とりあえず現時点で1分近くは出来ているのですが、協奏曲なのにまだソロが出てきてない(笑)。でも、これから先はソロ吹きっぱなしの予定。そうなるとバンドはあんまり吠えないから、書くのは楽なのだろうか・・・・・ とりあえず出来ている部分(序奏部)は、とにかく音譜が複雑で大変でした・・・・・


 で、その文章系のお仕事。
 一つは某吹奏楽サイトに頼まれて書いた演奏会レポート。blogに書いた内容と比べてニンヤリして下さい(笑) あちこちで「範囲を限定する」言葉遣いをしていることに注目して下さい。というか、汲んで下さい。(爆)

 もう一つ。ガレリアウインドの第四回定期における作品公募の要項の発表。うちのサイトにも掲載しています。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/galleria-4th.html
 色々な仕掛けがしてある公募内容ですので、ぜひ多くの方に要項を読んで頂ければ、と願っています。皆様、宣伝にご協力お願いします m(_ _)m
 今日はガレリアWOの打ち合わせ。20時から始めて喫茶店を追い出されるまで話し合い、明日までに必要な書類に載せる文章を、私の家ででっち上げ(笑)、0時位に終了。

 とりあえず、第三回定期の曲を大筋で決める。楽譜が手に入らない可能性のある曲が含まれているので、第二候補まで一応考える。第一候補が手に入ればいいのだけど・・・・・ 全部揃えば、結構面白い演奏会になるんじゃないかな、と思います。第二回定期が変化球なら、今回はかなりの直球。だけど内角高めギリギリを狙う、みたいな(笑)。「英国吹奏楽の系譜」というテーマの「系譜」というのが、どういう視点による「系譜」なのかがポイント、か。ラストの曲がかなりの大曲なので、今回は演奏曲数は少なめ。でも、「一組」「二組」は組曲だから、全部に解説つけると大変そう。しかし、今更「周知の事」を書いてもしょうがないわけで、そこらへんはサラッと触れる程度に流して、他の人が書かないようなことを書くようにしよう、と、今のうちから解説書きの算段。 ・・・・・アンコールはアレにするんですか?(爆)

 他、第四回定期(私の企画)のための作品公募の要項について調整。あとはちょこっと手直しすれば発表できる見込み。20日までには発表しますので、作曲関係の皆様、ふるってご参加願います m(_ _)m おそらく、前代未聞の公募内容。


 キングレコードのマーチCD、取りあえず「コンサートマーチ」を買ってみました。と、その直後に電話があって、見本盤が手配できたので送ってくれる、とのこと。あら、今回は早いのね。焦らなければよかった(笑)
 複数枚購入特典のおまけCDの件、社のほうに問い合わせてみたところ、「確実に行う」とのこと。ただ、どのようにして応募を受け付けるか、という方法について決まらないまま発売日を迎えてしまったため、何のアナウンスもされないまま店頭に並んでしまったのだとか。う〜ん、どうやってアナウンスするつもりなのでしょう・・・・・ 取りあえず、応募方法などが分かりましたら、少なくとも私のサイトでは紹介するつもりです。
 で、この10枚の収録曲一覧は、「NAPP関連商品」の中に置いています(Excel データ)ので、ご活用下さい。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/napp_cd.html
 この一週間、大学入試でした。私のやることは、受験生を後ろの方からボ〜っと眺めているだけなので労力のいる仕事ではないのですが、何せ長丁場なのがしんどかったです(和声がソプラノ2時間・バス2時間の合計4時間、創作課題が4時間、それぞれ部屋に閉じ込められて課題を解く)。何よりも朝早いのが辛い!土曜日に至っては朝8:30集合(と、普通の会社勤めの人たちは「何が大変なのか」と思いそうですが)。4月、優秀な学生が集まってくれることを期待します。

 〜〜

 今日の話題は前々回「のすたるじ〜」の続き・・・・・にしたかったのですが、急遽話題変更。
 「バンドパワー」さんのコラムでガレリア・ウインドオーケストラの第二回定期についてレポートして頂いてあります。
http://www.bandpower.net/report01/2005/02/01gwo/01.html
大変褒めて頂いて恐縮なのですが、すみません、いささか過大評価です (;^_^A

 実は、あの選曲は私ではありません(アンコールのうちのヒンデミットは私の推薦ですが)。私のところに意見が求められたときには、既に「第一部が行進曲」で「第二部が変奏曲」さらに「アンコールに両方の要素の曲」という基本方針と、それぞれにおける演奏曲は決定されていました(セントアンソニーは変更になりましたが、パガニーニになったのも私の意見ではなく前段階での候補曲)。私がやったことは、曲順を決め、勝手にそこからコンセプトを「後付け」し、面白くなるようにコメントを付加し、さらに解説で補強した、という程度に過ぎません。もしコンセプトが先に決まっていたのだったら、課題曲はもっと分散できるように「中間的な」存在のマーチや両極端のマーチ(例えば民族色の強いマーチや軍楽隊関係のマーチ、クロスバイマーチなど)を私だったら混ぜていた、はず。選曲がいい、と思ったのでしたら、それは私ではなく音楽監督である小久保さんの功績です。また、「課題曲をバラバラに配する」という考えも小久保さんの発案です。「どうバラバラに配するか」を考えたのは私ですが。
 ちなみに次回の第三回も私の選曲・コンセプトではありません。「一組・二組」を核に据える演奏会にするにしても、私だったら「英国吹奏楽の系譜」なんて対照性のつけにくいテーマ設定はしないでしょう。私が第三回のために現時点でやったことは、候補曲を数曲挙げたことと、二部構成の取り方の例を考えてみた(あくまでも提案の域)だけです。結果としてどんな曲が演奏曲となるかは知らないし、私が決めることでもない。私のやることは、「提示されたもの」を「より面白く聴かせられるように味付けする」だけです。(だからこそ、「どう味付けするか乞う御期待」ではある。今考えている「一組・二組」の扱い方は、これまでにない画期的なものだと自負しています。)

 ガレリアは「私のバンド」ではありません。、私は「協力者」として参加しているに過ぎません。私は団員ではなく、部外者です。だから、裁量を超えて基本方針に口を出さないし、運営の仕方に助言(提案)こそすれ決定を強いたりはしない。ガレリアは団員の皆さんによる自主運営のバンドなのだから、「レジデンス」が大きくバンドの性格を変えてしまうような事はしてはいけないのです。私は、決定された事項に対し、助言・意見をし、よりよい形で実行されるのを助けるだけです。私は、求められたときに自分の考えを提案するだけ。それを採用するかどうか、などは音楽監督である小久保さんと、団員の皆さんの権限です。「私には何もできませんが」とは、ガレリアの練習に伺ったときに私が言った言葉です。

 基本的に、私はガレリア以外のどんなバンドでも、「いい」と思った活動に対して協力を惜しまないつもりです。求められれば、いくらでも・何度でも微力を尽くしたいと思っています。逆に、求められなければあまり口は出しません。部外者の言動によってバンドの意思を超えた活動を強いた結果、バンドの崩壊を招いてしまうことだけは、忌避しなければならないからです。
 また、「部外者の行動」の影となってしまって「バンドの活動」に対する外からの評価がされないことも避けなければいけません。今ままでの二回の演奏会にしても、評価されるべきは、まずはバンド全体であることは強調しておきたいところです。(だから、第四回を別として、私が舞台に上がって解説をする、なんてことは絶対にありえない)

 私は「馴れ合い」は嫌いです。どんなに親しい・付き合いの長いバンド(または個人)でも、いいと思えなかった企画に対しては非常に消極的です。個人的な付き合いは別としても、音楽的な付き合いをするに当たっては常にドライな関係でいたいものです。そういう「厳しさ」というのは、プロ・アマを問わずに吹奏楽全体(もしかすると音楽業界全体?)に欠けていることではないでしょうか。
 ちなみに、ガレリアの活動が(様々な側面で)順調になったら、私はレジデンス・コンポーザーを誰か他の有力な作曲家に代わってもらうつもりです。そうやって様々な「思想」をバンドに入れていかなければ、この制度の意味はあまりないのです。音楽界全体を見渡せ、なおかつこのバンドのこともよく考えてくれる作曲家が参加してくれ、ガレリアがより一層「galleria」となってくれることを願います。もっとも、「まだまだ」、なのですが。


 〜〜

 なんとか無伴奏男声合唱組曲を完成させました。今回は(も?)大苦戦。この「産みの苦しみ」(笑)は忘れないうちに「作曲ノオト」に書いておかねば・・・・・
 しかし、次の締め切りがもう間近。大丈夫なのか?間に合うのか?(汗)
 日曜日に徹夜仕事をしたせいか、風邪をひいてしまう。今まで一冬のうちに二回も風邪をひいたことなんてなかったのに・・・・・年末の風邪が治りきっていなかったのか、単に年なのか?
 それでも予定が入っていれば出かけなければいけない。それが仕事というものです。

 昨日は陸上自衛隊中央音楽隊で伊福部昭作品のレコーディング。実はこれは日程のうちの二日目で、一日目の「吉志舞」「シンフォニアタプカーラ」の録音には大学の行事のため参加できず。二日目である昨日も大学系の「おいでコール」があったのだけど、さすがに立場上、録音全日程を欠席するわけにはいかないし、ピアニストに私の友人でラーメン仲間のM君も呼ばれているので、こちらを優先させて頂く。ちなみにこのM君、伊福部「協奏風交響曲」のピアノソリストも務めたことがあるし、吹奏楽やオケの中でピアノを弾いた経験も豊富、高校時代は吹奏楽部でテューバを吹いてた、という今回のレコーディングには打ってつけの逸材。
 モノは「交響譚詩」と「SF交響ファンタジー第1番」。交響譚詩はとくに第二楽章が精神的に疲れる曲だし、ファンタジーはとにかく体力的に大変な曲。私もクタクタだけど、プレイヤーの皆さんはさらにクタクタ(笑)自衛隊でもらった薬はよく効いたのだけど、おかげで睡魔とも戦うことに。色んな意味で疲れたレコーディングでした。夜は隊員さんと食事して帰宅。
 この「吹奏楽による伊福部昭」(タイトル未定)は、5月発売予定、らしいです。
 昨年の12月位から、マーチの録音やら「科戸の鵲巣」の初演やらで頻繁に陸中さんのところにお邪魔してきましたが、これでしばらくは訪隊の予定はなし。ちょっと寂しいような気もします・・・・・(と言っていても、突然某社から呼び出しを受けてまたお邪魔することになったりするのだから、油断できない)
 私事ですが、とんびさん、リクエストにお応え頂いて早速の更新、ありがとうございました!

 今日は大学に出勤。私は本当は水曜日は欠勤日なのですけど、今、諸事情により人手薄なので、研究室を空けるわけにいかないので出勤。それでもさすがにヤバイと思ったので昼近くまで寝させてもらう。おかげでノドの痛みこそひどくなったものの、ダルさと寒気は軽減。大学では、自分の曲を書きながら雑務を行うことに。17時からは受験生をレッスン。この時期に受験生のレッスンをすっぽかすと大変なことになるので、これは外せない。

 さてさて、多少の風邪を引いても別に肉体労働ではないので、仕事はできるはずなのですが(少なくとも今までは病気になっても仕事に影響はなかった)、今回はやたらと寒気が強く、困りました。夜、曲を書いていて寒気のために身体が震えて楽譜がまともに書けないのには閉口。今週は作曲のペースがガタ落ち。金曜日に今書いている曲を出来ているところまで渡すことになっているのですが、このままだと5曲からなる組曲のうちの2曲しか渡せない。少なくとも3曲は渡したかったのですが・・・・・ クライアントにとっては、私が病気になろうが、事故に会おうが、遊び惚けてようが、とにかく曲が完成していないと困るわけで。 逆に言うと、締め切りまでに曲が完成しさえしてれば遊び倒しててもいいんですけどね、って、言ってみただけです。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カウンター
プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
45
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
最新CM
[09/26 Feste Romane]
[09/24 NAPP]
[09/24 Feste Romane]
[04/04 ごいんきょ]
[02/25 D]
最新TB
ピアニカ
キーボード上2列で演奏できます
バーコード
アクセス解析
忍者ブログ [PR]