忍者ブログ
中橋愛生(NAPP)の不定期日記
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 長らく放置でした。
 ガレリアウインドオーケストラの定期演奏会も終わり、その感想/反省および雑感などを書かないといけなかったのですが、あまりにも忙しく、延ばし延ばしになっていました。
 大学の授業も一段落ついたので、これからボチボチと考察していきたいと思います。しばらくお待ち下さい。

 さて、その間、何をしていたかと言うと、まず大学の講義の準備。とにかく今年度から新しく受け持った授業は、何せ立ち上がったばかりの授業でレジュメや資料(譜例や音源など)を大量に準備せねばならず、毎日それに追われていました。

 また、今月27日にある
http://www.yamaha.co.jp/event/academy/12af/concert/index.html
 の演奏会のための金管六重奏のための楽譜の作成にとても手こずり、ヒィヒィ言ってました。
 私とマンシーニ、というのは実に妙な組み合わせではありますが、約16分の大曲になりましたので、お近くの人やアカデミー&フェスティヴァルに参加される方はぜひご来場下さい。

 それにしても演奏者が豪華ですね。

トランペット
クリストファー・マーティン(シカゴ交響楽団首席)
ロバート・サリバン(クリーブランド管弦楽団副首席)

トロンボーン
トーマス・ホルヒ(バイエルン放送交響楽団首席)

ホルン
山岸 博(読売日本交響楽団ソロ首席)

ユーフォニアム
外囿 祥一郎(航空自衛隊航空中央音楽隊)

テューバ
ジーン・ポコーニー(シカゴ交響楽団首席)


 一生のうちで、こんな豪華メンバーで自分の楽譜が音にしてもらえる機会なんて、そうそうあるものではありません。楽しみです。


 そんなこんなで大忙しでしたが、ちょっとは楽になれそうになりましたので、これから少しずつサイトの更新なんかもやっていければいいな、と思います。
 あと、今年の残りは、ちょっと自分のスキルアップを図りたいですね。ちょっと勉強したいことがありますので、そっちも進めていきたいと思っています。

 手始めに、一区切りついたということで、自作品の解説や音源をまとめてアップしてみました。音源や解説では大学1〜2年のときの曲は削除してしまいましたが、代わりに近作を多数上げています。

 がんばりましょ〜

 ※溜まったメールの返信は、これから徐々にやっていきます。お待たせしてすみません。
PR
リゲティに続いて・・・・・
http://www.asahi.com/culture/update/0613/012.html

一回だけインタビューさせて頂きました。
リゲティが亡くなりました・・・・・
http://www.asahi.com/obituaries/update/0612/007.html

ショックです。
 長らく放置で申し訳ございません。「科戸の鵲巣」の出版、そのカット版の作成および出版、ガレリアWOの解説執筆、今年から新しく受け持った講義の準備、個人的な環境の変化、などなどのため、なかなか時間が取れないでおりました。

 さて、やっとガレリアウインドオーケストラ第四回定期演奏会の準備(私の、です)も一段落しました。たった今、プログラム用の解説を書き終えたところです。と言っても、今回は曲解説は主にステージの上で作曲者本人を交えてのトーク形式として私が口頭で述べることになっていますので、「犯行声明」的な内容を、全部合わせてわずか5000字で書いただけなのですが。

 団のサイトではかなり前に発表になっていましたが、自分のサイトで情報を公開できないでいました。公演も来週になりましたので、慌てて更新した次第です。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/galleria-4th.html


 さて、今回は私の企画による演奏会ということで、好きにプログラミングさせて頂きました。何をやってもよかったそうで、私の曲だけで組んでもよかったのですが、それよりはもっと意義のあるものにしようと思いました。大体そんなので集客ができるわけもないし(爆)

 「プロのバンドのなすべきこと」と題して邦人作品でまとめた演奏会なのですが、今回、作曲という立場よりもプロデュース的な立場から演奏会を考えて、色々と思ったことがありました。

 とにかく、音楽の現場(というより市場か?)がどうあるのか、というのを決定しているのは、作曲家でも演奏家でもなく、プロデューサーやマネージャーだということです。そして、それらの人にどれほどの「意思」があるかによって、この業界が発展するか衰退するかが決まる。

 最近、プロを名乗るバンドが急激に増えています。ここ5年以内に限っても、10以上のプロのバンドが誕生しているはずです。これらのバンドに共通するのは「音大卒業生が集まって結成した」という触れ込み。
 しかし、何をもって「プロ」とするのか。「プロ」というのは、ただ単に演奏技量が優れていればいい、というものではない。このことを、それら「自称プロ」のバンドの活動内容を見て強く感じたものです。

 「プロがプロであるためには何をするべきなのか」

 このことを考えるべきは、誰なのか。もちろん演奏家や作曲家でもいいのですが、本来はそれを専門的に学び、なおかつ考えている人なのです。そして、吹奏楽にはそうした人物が皆無であると言ってもいいくらい、絶望的なのが現状。

 私は、こうした現状を少しでも見つめ直してくれる人が増えてくれればいい、あわよくばその「新興プロ」のバンドの中核にいる人たちに自分たちを見直してくれるきっかけになってくれればいい、と考えて、今回の演奏会を企画しています。
 別に、全てのプロのバンドの活動を否定するわけではありません。アマチュアの支援に専念するプロのバンドの活動は、それはそれで素晴らしいものでしょう。だけど、それは本当に意図的なものなのか?そこが大事です。確固たる理念を持って活動しているのであれば、その内容がどんなに私の活動にそぐわなかったとしても、非難することはできないのですから。


 ということで、私としてはかなりの決心を持って臨む演奏会になります。
 皆様のご来場をお待ちしています。
久し振りに「最近のNAPP」を更新してみました。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/yotei.html

今年度はウィーク・ディは全て大学に行っており、土日は6月末まで大体何か入っています。う〜ん、いつ曲を書くのだろう・・・・・

それにしても「科戸の鵲巣」、私の曲にしては再演が多いですね。5〜6月で3つのバンドで再演されます。有り難い話です。なかなか「やれるバンド」を選ぶ曲なのですが・・・・・

そんな科戸ですが、この5月1日からブレーンよりレンタルされることになりました。
http://www.worldwindbandweb.com/brainmusic/7.1/YDON-C01/
CDも5月25日に発売です。
http://worldwindbandweb.com/brainmusic/7.1/BOCD-7476/

ぜひ色んなバンドにチャレンジして頂き、玉砕してもらいたいものです(爆)


特定の曲に人気が集まるなか、別の曲も密かに進展中。
最新のブレーンのカタログをご覧になった方はご存知かと思いますが、「遮光の反映」も現在レンタル準備中です。
できればこちらもよろしくお願いします(笑)

と、思いっきり宣伝でした。
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カウンター
プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
46
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
最新CM
[09/26 Feste Romane]
[09/24 NAPP]
[09/24 Feste Romane]
[04/04 ごいんきょ]
[02/25 D]
最新TB
ピアニカ
キーボード上2列で演奏できます
バーコード
アクセス解析
忍者ブログ [PR]