忍者ブログ
中橋愛生(NAPP)の不定期日記
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 日曜日に徹夜仕事をしたせいか、風邪をひいてしまう。今まで一冬のうちに二回も風邪をひいたことなんてなかったのに・・・・・年末の風邪が治りきっていなかったのか、単に年なのか?
 それでも予定が入っていれば出かけなければいけない。それが仕事というものです。

 昨日は陸上自衛隊中央音楽隊で伊福部昭作品のレコーディング。実はこれは日程のうちの二日目で、一日目の「吉志舞」「シンフォニアタプカーラ」の録音には大学の行事のため参加できず。二日目である昨日も大学系の「おいでコール」があったのだけど、さすがに立場上、録音全日程を欠席するわけにはいかないし、ピアニストに私の友人でラーメン仲間のM君も呼ばれているので、こちらを優先させて頂く。ちなみにこのM君、伊福部「協奏風交響曲」のピアノソリストも務めたことがあるし、吹奏楽やオケの中でピアノを弾いた経験も豊富、高校時代は吹奏楽部でテューバを吹いてた、という今回のレコーディングには打ってつけの逸材。
 モノは「交響譚詩」と「SF交響ファンタジー第1番」。交響譚詩はとくに第二楽章が精神的に疲れる曲だし、ファンタジーはとにかく体力的に大変な曲。私もクタクタだけど、プレイヤーの皆さんはさらにクタクタ(笑)自衛隊でもらった薬はよく効いたのだけど、おかげで睡魔とも戦うことに。色んな意味で疲れたレコーディングでした。夜は隊員さんと食事して帰宅。
 この「吹奏楽による伊福部昭」(タイトル未定)は、5月発売予定、らしいです。
 昨年の12月位から、マーチの録音やら「科戸の鵲巣」の初演やらで頻繁に陸中さんのところにお邪魔してきましたが、これでしばらくは訪隊の予定はなし。ちょっと寂しいような気もします・・・・・(と言っていても、突然某社から呼び出しを受けてまたお邪魔することになったりするのだから、油断できない)
 私事ですが、とんびさん、リクエストにお応え頂いて早速の更新、ありがとうございました!

 今日は大学に出勤。私は本当は水曜日は欠勤日なのですけど、今、諸事情により人手薄なので、研究室を空けるわけにいかないので出勤。それでもさすがにヤバイと思ったので昼近くまで寝させてもらう。おかげでノドの痛みこそひどくなったものの、ダルさと寒気は軽減。大学では、自分の曲を書きながら雑務を行うことに。17時からは受験生をレッスン。この時期に受験生のレッスンをすっぽかすと大変なことになるので、これは外せない。

 さてさて、多少の風邪を引いても別に肉体労働ではないので、仕事はできるはずなのですが(少なくとも今までは病気になっても仕事に影響はなかった)、今回はやたらと寒気が強く、困りました。夜、曲を書いていて寒気のために身体が震えて楽譜がまともに書けないのには閉口。今週は作曲のペースがガタ落ち。金曜日に今書いている曲を出来ているところまで渡すことになっているのですが、このままだと5曲からなる組曲のうちの2曲しか渡せない。少なくとも3曲は渡したかったのですが・・・・・ クライアントにとっては、私が病気になろうが、事故に会おうが、遊び惚けてようが、とにかく曲が完成していないと困るわけで。 逆に言うと、締め切りまでに曲が完成しさえしてれば遊び倒しててもいいんですけどね、って、言ってみただけです。
PR
陸上自衛隊中央音楽隊が、2月11日に茨城県の鹿嶋勤労文化会館で、また、2月13日にルネこだいらで、演奏会をやるそうですね。で、その曲目が

第1部
行進曲「新潟」 (湯浅譲二)
古典風軍楽「吉志舞」 (伊福部昭)
日本の抒情から 「故郷」(岡野貞一)
「さくらさくら」(日本古謡)
交響組曲「野人」 (渡辺浦人)

第2部
行進曲「無敵の鬼軍曹」 (堀滝比呂)
吹奏楽のための「犬夜叉」 (和田薫)
交響組曲「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 (ジョン・ウィリアムズ)
新撰組![NHK大河ドラマ・テーマ音楽] (服部隆之)
「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」 (ハワード・ショア)

 「吉志舞」と「新潟」が生で聴ける機会は後にも先にもそんなに多くないですからね。これは貴重です。
 ただ残念なのは、もうどちらの演奏会も入場券の配布受付が終了しているということ。
 まぁ、自衛隊によるこれらの曲の演奏は、もうすぐちゃんと録音されてCDに出ますから(新潟は録音済、吉志舞は明日録音)、聴きに行けなかった人はそちらを買って頂くということで・・・・・
 先日のガレリアWOの定期に関しては、後日掲示板のほうに書くことにしまして・・・・・

 昨日は池辺晋一郎先生らと、今日は西村朗先生らと新年会(?)と称してお食事をご一緒させて頂く。色々と貴重な体験をさせて頂いたのだけれども、ふと気がつけば、本格的に締め切り間近の合唱曲が危うい。この時期はスケジュールが予定通りに運ぶ事はまずないので・・・・・やばいなぁ。来月には急遽委嘱された吹奏楽の作曲(補作?)の締め切りもあるし、怖いですね・・・・・

 ちなみに、今日は学内のオーケストラ演奏会。東京音大の作曲では、四年生の卒業作品(オケ)のうち優秀作品2作品を学生オーケストラで演奏してもらえることになっています。私は学生とオケの橋渡し役のようなことをやってました。
 で、今回指揮をして頂いたのは時任康文先生。吹奏楽の世界でも有名な指揮者ですね。同じ大学にいながら、一度もゆっくりお話はしたことがないのですが・・・・・ 現代モノに馴れていない学生オケを、わずか2回の練習で本番に持っていくのはかなり至難の技。そんなときに指揮者に求められるのは、拍点をしっかりと示してあげること、キューをしっかり出すこと、なおかつ音楽的表現を「引き出す」こと、の三点に集約されるのではないでしょうか。プロのオケではなく学生オケ、というのが最大のポイント。で、時任先生の指揮はもう素晴らしいの一言。あんなに安心して任せられる指揮者は滅多にいないのでは、と思える素晴らしさ。
 実は私、時任先生の演奏を中学生のときに聴いているんですね。1993年に佐賀県で行われた吹奏楽コンクール全国大会一般の部。「ディオニソスの祭」を演奏した乗泉寺吹奏楽団。とにかく圧倒的な演奏だったので強烈に印象に残っています。これの指揮者が時任先生だったのを知ったのは、つい最近のことだったりします。
 いや、ホント、かっこいい・・・・・
 今日は大学入試センター試験の日。東京音大も会場になっているので、私は会場への誘導係にかり出される。朝7時半に大学に集合したあと、看板と地図を持って目白駅に9時過ぎまで立ってました。もう、これが寒いのなんの。予報では大雪、と言われていたけど、とりあえず雨ですんだのが幸い。

 ところで、明日はガレリアWOの定期演奏会です。14時開演の目黒パーシモンホール。皆様のご来場をお待ちしております(宣伝)。アンコールではうちのサイトで話題になった某マーチもやります。昨日、練習を覗いてきました。初めて課題曲の楽譜を見たのですけど、課題曲5、楽譜を見たらそんなに難しくないんですね。やりたいこともよく分かるし。藝大的エクリテュールに満ちた、実に「らしい」曲。たまにこの曲について「訳分からん」とか「マーチじゃないじゃん」という声を聞きますが、いやいや、これはマーチ以外なにものでもないじゃないですか。よく出来てると思います。分析のヒントとしては、便宜上ひいてある小節線をとりあえず無視し、各パートそれぞれで改めて小節線を引き直してあげること。基本拍節から付加されたり削減されたり圧縮されたリズム構造をそれぞれ明確に把握できれば、多層的マーチの全容が明らかになるでしょう。あれ「自由に書いている」のではなく、「マーチから脱却していく自由さ」なんでしょうかね?
 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。いや、本当に遅ればせながら、ですね・・・・・
 年末に風邪をひきつつも連続して呑み会の場に出席、帰省しても中学・高校の吹奏楽部の同窓会が立て続けにあって、朝3時くらいまで呑む、という生活をしていたら、う〜ん・・・・・ 身体の老朽化が進んでますね(笑) 昨日もなぜか、ふとした拍子に脚を激しく痛めてしまいました(一種の筋肉痛?)。 今年は外を出歩くなどして、ちょっと体力増加を図らなければ。

 で、今日から大学にも出勤です。もっとも、大学の業務はこれから授業ではなく試験や入試などに移るので、だいぶ楽にはなります。
 学外活動では、昨年はひたすら吹奏楽関係の仕事ばかりしていたので、今年はそれ以外のものもやりたいですね。とりあえず今月中(本当は昨年中に完成予定だったのだけど)に無伴奏男声合唱組曲を仕上げてしまって、そしたら、年内に一曲大きいオケを書きたいですね。17分くらいの。タイトル(と基本構想)だけはもう決めてあるんです。「管弦楽のクロマトグラフィ」。いいタイトルでしょ?
 まぁ、今年は吹奏楽関連でも何かとありそうなので、そちらも並行して進めていかないと。文筆活動もいくつか予定されてるし、ネット関連でも新しい動きがありそう。そんな中でいま一番楽しみなのは、9月9日に予定されている龍谷大学吹奏楽部の福岡公演。詳細は未定ですけど、私の曲もやってくれるんだそうです。一曲じゃない、という噂も?

 ということで(?)、出足が鈍りましたが、今年は気合い入れていきたいと思いまふ! (ふ?)
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
カウンター
プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
47
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
最新CM
[09/26 Feste Romane]
[09/24 NAPP]
[09/24 Feste Romane]
[04/04 ごいんきょ]
[02/25 D]
最新TB
ピアニカ
キーボード上2列で演奏できます
バーコード
アクセス解析
忍者ブログ [PR]