中橋愛生(NAPP)の不定期日記
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なんとか今朝、新作のユーフォニアムと吹奏楽のための協奏的作品 《La Decouverte du Feu》(火の発見)の楽譜を発送しました。いやはや、大変でした。曲自体は3月中には完成したのですが、とにかく浄書(特にパート譜作成)が大変。連符が頻出する曲なので桁位置を修正しないといけないのですが、とにかく量が多いし、細かい。Finale 2005 だとこの機能がずいぶんと頭がよくなっているらしいのですが、締め切り直前にソフトのヴァージョンアップをかける勇気は私にはないです。しょうがないから、全部手作業。三時間ほどの睡眠時間でず〜っとMacに向かってる日が一週間近く続き、ヘロヘロです(笑)。 もう若くないのでしょう。
当初の予定では5分位の曲のはずが、出来上がってみたら8分になってました。私の曲としては珍しく、速くならない(笑)。バンドは技術的には全然難しくないし、楽譜はパッと見たところ延ばしがほとんどなので、初見でもいけるように見えるでしょう。しかし、合奏してみたらエライことになる、そんな曲です。独奏ユーフォのパートは・・・・・まぁ、難しくはないと思いますが、普通じゃないことは確かです。と言っても、指と口の技術だけで出来る範囲の奏法ばかりですが。
この曲、初演は5月7日、足立区の西新井文化ホールで行われるミュゼ・ダール吹奏楽団の定期演奏会です。開演は18時。ユーフォニアム・ソロは、何とも光栄なことに外囿祥一郎さん。楽しみです。ウキウキです。
で、実はこの曲、三楽章からなる協奏曲の第一楽章として着想してます。だから、この続きも書いてみたいのですけどね、機会があるかどうか・・・・・ ピアノとハープとコントラバスクラとコントラファゴットが用意できて、外囿さんを呼べる実力と基盤のあるバンド、お待ちしています(爆死)
ようやく春休み、と思いきや、来週から大学が始まります (T.T) あと、締め切りも溜まっていて、GW明けまでには某中学校のコンクール自由曲用に編曲を一曲、6月上旬までには某一般バンドのコンクール自由曲用に新曲(改作曲?)を一曲書かないといけない。11月くらいまでには室内楽作品も一曲頼まれてるし。当分休めそうにないですね。
とりあえず、頭の中は次の編曲作品を考え始めてます。原曲、というか素材として提示されている曲は、中学向きの背景(内容)ではないし、コンクール向きの性質(趣旨)ではないので、頭が痛いところです(笑)。こうなると、原曲のイデオロギーに真っ向から反発(というより、背景から切り離して純粋に素材としてのみ扱う)して、逆照射するくらいしかやりようがない。難しいですね。
でも、とりあえず花見には行く事にしよう。あと、床屋にも行かなきゃ(笑)
当初の予定では5分位の曲のはずが、出来上がってみたら8分になってました。私の曲としては珍しく、速くならない(笑)。バンドは技術的には全然難しくないし、楽譜はパッと見たところ延ばしがほとんどなので、初見でもいけるように見えるでしょう。しかし、合奏してみたらエライことになる、そんな曲です。独奏ユーフォのパートは・・・・・まぁ、難しくはないと思いますが、普通じゃないことは確かです。と言っても、指と口の技術だけで出来る範囲の奏法ばかりですが。
この曲、初演は5月7日、足立区の西新井文化ホールで行われるミュゼ・ダール吹奏楽団の定期演奏会です。開演は18時。ユーフォニアム・ソロは、何とも光栄なことに外囿祥一郎さん。楽しみです。ウキウキです。
で、実はこの曲、三楽章からなる協奏曲の第一楽章として着想してます。だから、この続きも書いてみたいのですけどね、機会があるかどうか・・・・・ ピアノとハープとコントラバスクラとコントラファゴットが用意できて、外囿さんを呼べる実力と基盤のあるバンド、お待ちしています(爆死)
ようやく春休み、と思いきや、来週から大学が始まります (T.T) あと、締め切りも溜まっていて、GW明けまでには某中学校のコンクール自由曲用に編曲を一曲、6月上旬までには某一般バンドのコンクール自由曲用に新曲(改作曲?)を一曲書かないといけない。11月くらいまでには室内楽作品も一曲頼まれてるし。当分休めそうにないですね。
とりあえず、頭の中は次の編曲作品を考え始めてます。原曲、というか素材として提示されている曲は、中学向きの背景(内容)ではないし、コンクール向きの性質(趣旨)ではないので、頭が痛いところです(笑)。こうなると、原曲のイデオロギーに真っ向から反発(というより、背景から切り離して純粋に素材としてのみ扱う)して、逆照射するくらいしかやりようがない。難しいですね。
でも、とりあえず花見には行く事にしよう。あと、床屋にも行かなきゃ(笑)
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突然ながら、あるバンドから作曲依頼の打診を受ける。その内容はとても魅力的なものだったので、喜んで引き受ける、と言いたいのだけど、困ったことに締め切りが「三月末」!
今書いている合唱曲が上がるのは、おそらく今月14日位(書いているのが男声合唱なのが惜しい日付だ)。その次に某バンドの依頼により「シンタックス・エラー」を7〜8分程の規模に拡大する、という作曲がある(ちなみにこの拡大版の曲のタイトルは「セマンティックス・エラー」と決めている)。これの締め切りは三月頭。一度書いた曲に手を加える、というのはとても大変なこと(気が進まない、とも言える)なので、ちょっと遅れることも予想される。
となると、二週間位で一曲書かないといけない計算。いくらなんでもこれはキツイ。作曲だけに時間を使えれば何とかなるかもしれないけれど、残念ながら私は平日は基本的に毎日大学に出勤している身。他の作曲家の皆さんに比べると、どうしても一曲作るまでにかかる日数は多くなってしまうのです。私の中ですごく早く仕上がったと思っている「玻璃ぷりずむ」でさえ一ヶ月かかっているというのに・・・・・
このように、かなりキワドイ日程。この他にも文章系や事務系の仕事も入ってくるだろうから、「予定は未定」と言わざるを得ない。普通なら断ってしまうところなのだけど、とにかく、魅力的な委嘱内容。曲の性格に注文を付けられない、ってのがどんなに楽か。チャレンジし甲斐のある素材があるのがどんなに刺激的か。う〜ん、腹を切るのを覚悟で引き受けてしまうべきか、悩むところ・・・・・ 来週、返事をすることにして、とりあえず保留。
ちなみに、これを受ける・受けないに関わらず、五月の連休明け締め切りで、某中学校バンドのために編曲してあげることも約束しているので、締め切りを延ばせばいい、というものでもない。ふと気づいたら、今年の半分近くの予定が埋まっているぢゃないか・・・・・
それにしても、他の作曲家さんも、委嘱を受けたとき、既に締め切りが近いのは当たり前なのだろうか?私の場合は遅くとも半年、できれば一年前に頼んで貰えると助かるのだけど・・・・・ 人気吹奏楽作曲家Yさんのように、二週間で一曲のペースで書ける才能が欲しい・・・・・
今書いている合唱曲が上がるのは、おそらく今月14日位(書いているのが男声合唱なのが惜しい日付だ)。その次に某バンドの依頼により「シンタックス・エラー」を7〜8分程の規模に拡大する、という作曲がある(ちなみにこの拡大版の曲のタイトルは「セマンティックス・エラー」と決めている)。これの締め切りは三月頭。一度書いた曲に手を加える、というのはとても大変なこと(気が進まない、とも言える)なので、ちょっと遅れることも予想される。
となると、二週間位で一曲書かないといけない計算。いくらなんでもこれはキツイ。作曲だけに時間を使えれば何とかなるかもしれないけれど、残念ながら私は平日は基本的に毎日大学に出勤している身。他の作曲家の皆さんに比べると、どうしても一曲作るまでにかかる日数は多くなってしまうのです。私の中ですごく早く仕上がったと思っている「玻璃ぷりずむ」でさえ一ヶ月かかっているというのに・・・・・
このように、かなりキワドイ日程。この他にも文章系や事務系の仕事も入ってくるだろうから、「予定は未定」と言わざるを得ない。普通なら断ってしまうところなのだけど、とにかく、魅力的な委嘱内容。曲の性格に注文を付けられない、ってのがどんなに楽か。チャレンジし甲斐のある素材があるのがどんなに刺激的か。う〜ん、腹を切るのを覚悟で引き受けてしまうべきか、悩むところ・・・・・ 来週、返事をすることにして、とりあえず保留。
ちなみに、これを受ける・受けないに関わらず、五月の連休明け締め切りで、某中学校バンドのために編曲してあげることも約束しているので、締め切りを延ばせばいい、というものでもない。ふと気づいたら、今年の半分近くの予定が埋まっているぢゃないか・・・・・
それにしても、他の作曲家さんも、委嘱を受けたとき、既に締め切りが近いのは当たり前なのだろうか?私の場合は遅くとも半年、できれば一年前に頼んで貰えると助かるのだけど・・・・・ 人気吹奏楽作曲家Yさんのように、二週間で一曲のペースで書ける才能が欲しい・・・・・
最近は「メリークリスマス」と言わずに「ハッピーホリディズ」と言うことも多いらしいのですが・・・・・
「めりくり」もですが、先日、12月23日に「はりぷり」こと「玻璃ぷりずむ」の初演を龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部の定期演奏会(於:びわこホール)で行ってもらいました。晴れているのに雨が降ったりして京都では「虹が出る」、というまさに「ぷりずむ」な天候の中、演奏はとてもよかったと思います。
龍大の皆さんには「響宴」以来とてもよくして頂き、感謝に尽きません。今回も色々と御世話になりました。本当にいい雰囲気の部で、一緒にいるといつも楽しく、落ち着きます。演奏面ではとても熱心に取り組んでくれて、若林先生をはじめ、部員の皆さんには頭が上がりません。
「はりぷり」はどこまでも明るく楽しい龍大のみんなをイメージした結果、ああいう感じの曲になりました。テーマは「誤った京都観」と「ダサかっこいい」だったのですが、どうだったでしょう?
関わって下さった全ての方に御礼を言いたいと思います。
「めりくり」もですが、先日、12月23日に「はりぷり」こと「玻璃ぷりずむ」の初演を龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部の定期演奏会(於:びわこホール)で行ってもらいました。晴れているのに雨が降ったりして京都では「虹が出る」、というまさに「ぷりずむ」な天候の中、演奏はとてもよかったと思います。
龍大の皆さんには「響宴」以来とてもよくして頂き、感謝に尽きません。今回も色々と御世話になりました。本当にいい雰囲気の部で、一緒にいるといつも楽しく、落ち着きます。演奏面ではとても熱心に取り組んでくれて、若林先生をはじめ、部員の皆さんには頭が上がりません。
「はりぷり」はどこまでも明るく楽しい龍大のみんなをイメージした結果、ああいう感じの曲になりました。テーマは「誤った京都観」と「ダサかっこいい」だったのですが、どうだったでしょう?
関わって下さった全ての方に御礼を言いたいと思います。
珍しく朝のblog書き。
今日はこれから出かけて、二泊三日の日程で京都遠征。23日に龍谷大学の定期演奏会で「玻璃ぷりずむ」の初演があるため。一ヶ月に二曲の初演ってのは初めて。ドキドキ・・・・・
今日はこれから出かけて、二泊三日の日程で京都遠征。23日に龍谷大学の定期演奏会で「玻璃ぷりずむ」の初演があるため。一ヶ月に二曲の初演ってのは初めて。ドキドキ・・・・・
折しも強風の吹くなか、「風」を題材とした拙作「科戸の鵲巣」の初演が行われました。
いや、とにかく演奏に感謝。多少不安だったバランスの箇所も全てクリアされていて、素晴らしい演奏。わりと超絶系(笑)のソロのあった各楽器の独奏も、全て素晴らしかったです。さすが!特に、あきれるほど大変なコントラアルトClのソロが見事でした。
欲を言えば、もっと残響のあるホールだったら、もうちょっといい感じに音響が滲んでくれたと思うのですが・・・・・ あと、曲が終わった瞬間に細工をしていたのですが、拍手でかき消されてしまった(苦笑) しかし、会場はいかんともし難い問題だし、フライングブラボーはある意味嬉しいことなので、全体的には大満足。
私の曲の初演には何かと「事故」がつきものなのですが、今回は大成功と言えるのではないでしょうか。
いや、何とも嬉しい本番でした。関係者各位にひたすら、感謝。
いや、とにかく演奏に感謝。多少不安だったバランスの箇所も全てクリアされていて、素晴らしい演奏。わりと超絶系(笑)のソロのあった各楽器の独奏も、全て素晴らしかったです。さすが!特に、あきれるほど大変なコントラアルトClのソロが見事でした。
欲を言えば、もっと残響のあるホールだったら、もうちょっといい感じに音響が滲んでくれたと思うのですが・・・・・ あと、曲が終わった瞬間に細工をしていたのですが、拍手でかき消されてしまった(苦笑) しかし、会場はいかんともし難い問題だし、フライングブラボーはある意味嬉しいことなので、全体的には大満足。
私の曲の初演には何かと「事故」がつきものなのですが、今回は大成功と言えるのではないでしょうか。
いや、何とも嬉しい本番でした。関係者各位にひたすら、感謝。
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プロフィール
HN:
NAPP
年齢:
46
HP:
性別:
男性
誕生日:
1978/06/19
職業:
作曲家、のはず
自己紹介:
作曲家。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
東京音楽大学・非常勤講師(作曲)。
NHK-FM「吹奏楽のひびき」担当。
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